弥生文化圏の成立とタニハ

『倭の古王国と邪馬台国問題上』 著者: 中島一憲から。 三千年前からはじまって二千五百年前に「真冬」となる大気候の寒冷期は、紀元後八世紀(1300年前)まで続き、ちょうどこの時期に「製鉄」が世界に普及するので「鉄器時代初 … 続きを読む

【新説丹後史】 丹後の巨大前方後円墳と前方後円墳国家

ヤマト政権が統一に向かうまで、旧石器、縄文、弥生時代といっても1万年以上にも及ぶ、記紀編纂から今日までの約千四百年をはるかに上回る膨大な年月である。 弥生時代、日本海に面した出雲、伯耆、丹後などに諸勢力が形成されていった … 続きを読む

初代天皇と物部の関わり

『古代史の秘密を握る人たち: 封印された「歴史の闇」に迫る』 著者: 関裕二によると(一部改訂)、 『日本書紀』の記述に従えば、神武天皇は今から二千年(2600年)以上も前にヤマトにやってきて、一大王朝を築いたということ … 続きを読む

【もう一つの日本】秦氏 日本の文化経済発展の先導者たち

「秦野エイト会 」さんのサイトとでなるほどと思った。というのはスサノオやニギハヤヒ、アメノヒボコも、天皇家の史書「記紀」の中で主役から遠ざかってるが、地名や神社に秦氏や漢氏に関するのではないかと感じられるものが散見し、物 … 続きを読む

【出雲神政国家連合】 一宮にみる日本海勢力図

弥生時代に繁栄を支えた潟湖 山陰地方の古代に繁栄したところは、潟湖や湾であること、温泉があることが多いことに関心を持っていた。元同志社大学教授の森浩一氏は、環日本海地方は「潟」を中心として古代文化が栄えた、という説を述べ … 続きを読む