大東亜戦争(太平洋戦争) 学校で教えてくれなかった近現代史(45)

真珠湾攻撃 1941年12月8日、日本海軍はアメリカのハワイにある真珠湾基地を攻撃し、アメリカ太平洋艦隊と陸軍の航空部隊に全滅に近い打撃を与えました。この作戦は、アメリカの主力艦隊を撃破して太平洋の制海権を獲得することを … 続きを読む

第二次世界大戦のはじまり 学校で教えてくれなかった近現代史(44)

ナチスドイツとヨーロッパの戦争 第一次世界大戦の敗戦国ドイツは、1933年ナチス党のヒトラーが政権の座につき、ゲルマン民族血統主義によるユダヤ人を迫害する一方で、武力による領土回復と拡張を進めました。ドイツはソ連と不可侵 … 続きを読む

中国をめぐる日米関係の悪化 学校で教えてくれなかった近現代史(43)

目的不明の泥沼戦争 中国(当時は支那)との戦争が長引くと、日本は国を挙げて戦争を遂行する体制をつくるため、1938(昭和13)年、国家総動員法が成立しました。これによって政府は議会の同意なしに物資や労働力を動員できる権限 … 続きを読む

二・二六事件から日中戦争へ 学校で教えてくれなかった近現代史(42)

二・二六事件 1936(昭和11)年、桂園時代以来久しぶりに任期満了選挙が翌年2月に20日行われ、民政党205議席、政友会174議席で民政党が第一党に返り咲いたほか、社会大衆党が22議席と躍進しますが、選挙結果に示された … 続きを読む

日本の生命線 満州国 学校で教えてくれなかった近現代史(41)

満州国 日本で満洲と呼ばれる地域は、満州国の建てられた地域全体を意識することが多く、おおよそ、中華人民共和国の「東北部」と呼ばれる、現在の遼寧省、吉林省、黒竜江省の3省と、内モンゴル自治区の東部を範囲でした。 この地域は … 続きを読む

共産主義とファシズムの台頭 学校で教えてくれなかった近現代史(40)

二つの全体主義 ヨーロッパで生まれた二つの政治思想が、1920年代から30年代にかけて台頭し、世界に広まりました。 一つは、マルクスの思想に始まり、ロシア革命を引き起こした共産主義です。もう一つはドイツとイタリアを中心と … 続きを読む

日米関係とワシントン会議 学校で教えてくれなかった近現代史(39)

日米関係の推移 日露戦争後、日本は東アジアにおいて押しも押されもしない大国になりました。フィリピンを領有したアメリカの極東政策の競争相手は日本となりました。 他方、日米間では、日露戦争直後から人種差別問題がおこっていまし … 続きを読む

第一次世界大戦と日本の参戦 学校で教えてくれなかった近現代史(37)

第一次世界大戦のはじまり 日露戦争後、ロシアは東アジアでの南下政策をあきらめ、再びヨーロッパへの進出を図りました。そのため、ヨーロッパの情勢は緊迫しました。 ドイツはすでに、オーストリア、イタリアと三国同盟を結んでいまし … 続きを読む

列強の仲間入りをした日本 学校で教えてくれなかった近現代史(35) 

日本国家の新しい課題 日清・日露の二つの戦争に勝利したことによって、日本は、欧米列強の圧力のもとで独立を維持するという幕末以来の目標を達成しました。日本の国際的地位は向上し、世界列強の仲間入りを果たしました。 しかし、国 … 続きを読む