但馬国ねっとで風土記

豊岡市神美地区の兵主神社

郷土歴史家で有名な宿南保氏は、『但馬史研究 第31号』「糸井造いといのみやつこと池田古墳長持型石棺の主」の投稿で次のように記しています。 天日槍あめのひぼこゆかりの神社は円山川とその支流域である出石郡・城崎郡・気多郡・養 … 続きを読む

古代但馬の地名

歴史の手がかりになるものに「神社」と「地名」があると考えるようになった。しかしそれは、どうやら当然で間違っていないことが最近意を強めたのだ。歴史家の谷川健一氏は早くからそれに興味を持った人のひとりであったからだ。谷川氏は … 続きを読む

【新説丹後史】 丹後の巨大前方後円墳と前方後円墳国家

ヤマト政権が統一に向かうまで、旧石器、縄文、弥生時代といっても1万年以上にも及ぶ、記紀編纂から今日までの約千四百年をはるかに上回る膨大な年月である。 弥生時代、日本海に面した出雲、伯耆、丹後などに諸勢力が形成されていった … 続きを読む

但馬に式内社が異常に多い謎は日本海の防衛基地だった

式内社(延喜式神名帳記載の神社)が多い但馬で触れたように、但馬国は式内社の数が、畿内ではないし、他の旧国と比べて決して面積的にみても特別大きいといえないにも関わらず、式内社の数が大和・伊勢・出雲や近江に次いで、131座で … 続きを読む

01.破壊されたミステリー

謎だらけの日本古代史にあって、とびきりミステリアスな歴史区分として、「銅鐸(どうたく)」を取り上げたいと思います。 砕かれた銅鐸見つかる! わが町日高町は、全国でも稀な打撃により粉々に破壊されて出土した「久田谷銅鐸」があ … 続きを読む

02.世紀の大発見!! 荒神谷遺跡

世紀の大発見!! 荒神谷遺跡    島根県出雲市斐川町神庭 昭和58(1983)年、広域農道(愛称・出雲ロマン街道)の建設に伴い遺跡調査が行われた。調査員が田んぼのあぜ道で一片の土器(古墳時代の須恵器)をひろった事がきっ … 続きを読む