日本最古の鋳鉄橋 神子畑鋳鉄橋

[catlist categorypage=”yes”] 兵庫県朝来市佐嚢(神子畑)

国指定重要文化財
鋳鉄一連アーチ橋

他に4箇所架けられていたが現存するのは羽淵鋳鉄橋(L=18mの2連のアーチ橋・兵庫県朝来市羽淵)と神子畑鋳鉄橋の2つだけとなっている。 近代の橋梁として初めて1977年6月27日に重要文化財に指定されている。老朽化のため1982年には一年かけて永久保存を目的として修繕が行われた。2007年に近代化産業遺産に認定された。

本橋は、日本に現存している鉄製の橋としては3番目に古い。ただ、最も古い大阪の心斎橋は錬鉄製、東京の弾正橋は鋳鉄と錬鉄の混成であり、全鋳鉄製としては最も古い。橋の近くには駐車場があり、橋や鉱山の説明板も整備されている。近くには、遊歩道もあり橋の上を歩くこともできる。

諸元

施工年 1883年4月-1885年3月
橋長 上流側15.969m、下流側15.997m
最大支間 14.2m
幅員 3.727m
高さ 3.81m
構造形式:鋳鉄製単径間アーチ橋

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