但馬国ねっとで風土記

日本の生命線 満州国 学校で教えてくれなかった近現代史(41)

満州国 日本で満洲と呼ばれる地域は、満州国の建てられた地域全体を意識することが多く、おおよそ、中華人民共和国の「東北部」と呼ばれる、現在の遼寧省、吉林省、黒竜江省の3省と、内モンゴル自治区の東部を範囲でした。 この地域は … 続きを読む

列強の仲間入りをした日本 学校で教えてくれなかった近現代史(35) 

日本国家の新しい課題 日清・日露の二つの戦争に勝利したことによって、日本は、欧米列強の圧力のもとで独立を維持するという幕末以来の目標を達成しました。日本の国際的地位は向上し、世界列強の仲間入りを果たしました。 しかし、国 … 続きを読む

世界を変えた日露戦争 学校で教えてくれなかった近現代史(33)

日英同盟 三国干渉のあと、日本は同盟をロシアと結ぶかイギリスと結ぶかの選択を迫られ、政府の中でも意見が対立しました。 論争の焦点は、ロシアについての見方でした。ロシアは、1900(明治33)年に中国で起こった義和団事件を … 続きを読む

日本統治時代の台湾 学校で教えてくれなかった近現代史(32)

日本の台湾統治 画像: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 1895年(明治28年)4月17日、日清戦争の敗戦に伴い下関条約の締結によって清朝が台湾を日本に割譲しました。統治初期は1895年5月から1 … 続きを読む

日清戦争と三国干渉 学校で教えてくれなかった近現代史(31)

清国の半植民地化と滅亡 19世紀なかばから東アジア世界に西欧列強による脅威が迫ってきました。  アヘン戦争、清仏戦争(1884年 – 1885年)、日清戦争(1894年 – 1895年)、義和団の … 続きを読む

【但馬の歴史】 幕末の但馬(1) 池田草庵と青谿書院(せいけいしょいん)

池田草庵と青谿書院(せいけいしょいん) 文化10年7月23日、兵庫県養父市八鹿町宿南に生まれる。青谿書院を開き、子弟教育に励む。但馬聖人と呼ばれた。 ●生い立ち 但馬の生んだ偉大な儒学者(中国の古典を研究する人)であり、 … 続きを読む

【但馬の歴史】(21) 明延(あけのべ)鉱山と明神電車

平安時代初期から、但馬では金銀鉱山の採掘が行われていました。とくに生野銀山は山名氏支配の時代から四天王の太田垣氏が、阿瀬金山などは山名、垣屋氏が経営し、山名氏の衰退と下克上に大きく寄与する財源になっていたのではないかと考 … 続きを読む

歴史の両側(2) 原爆とルーズベルト

今年も八月六日がやってきた。広島に原子爆弾が投下されてから64年、また終戦記念日とお盆というこの季節は、ふだん忘れている日本人の心を思い出させる。 広島、長崎の平和記念式典に時の総理大臣が参列する。このことに反対する人は … 続きを読む