5 第五巻・出石郡故事記 現代語
オオナムチ(国作大巳貴命)は、出雲国より伯耆・稲葉(因幡)・二県(二方)国を開き、多遅麻(但馬)に入り、伊曾布(のちの七美郡)・黄沼前(のちの城崎郡)・気多(気多郡、いまの豊岡市日高町)・津(のちの美含郡)・藪(養父)・ … 続きを読む
オオナムチ(国作大巳貴命)は、出雲国より伯耆・稲葉(因幡)・二県(二方)国を開き、多遅麻(但馬)に入り、伊曾布(のちの七美郡)・黄沼前(のちの城崎郡)・気多(気多郡、いまの豊岡市日高町)・津(のちの美含郡)・藪(養父)・ … 続きを読む
天照国照彦饒速日天火明命(*1)は、 アマテラス(天照大神)の命によって、外祖・タカミムスビ(高皇産霊神)より十種瑞宝(奥津鏡1・辺津鏡1・八握剣1・生玉1・死去玉1・足玉1・道反玉1・蛇比札1・蜂比札1・品物比札1)を … 続きを読む
ニギハヤヒ(天照国照彦饒速日天火明命)は、その后のアメノミチヒメ(天道姫命)といっしょにサカヘノアマツモノノベ(坂戸天物部命)・フタタノ 〃 (二田天物部命)・シマヘノ 〃 (嶋戸天物部命)・タルヒノ 〃 (垂樋天物部命 … 続きを読む
アメノホアカリ(天火明命)[*1]は、丹波国加佐志楽国において、この国をオオナムチ(国作大己貴命)をいただき、 アメノミチヒメ(天道姫命)・サカヘノアメノモノノベ(坂戸天物部命)・フタタ(二田 〃 )・ナミツキ(両槻 〃 … 続きを読む
但馬たじまの大川である円山まるやま川流域にある朝来市・養父市・豊岡市に比べて、但馬の西部は、郷土に半世紀生きてきて、知らないことがまだまだ多い。円山川流域以外の地域は、それぞれの川と地形による個々のはじまりと文化がある。 … 続きを読む
但馬には式内社が『延喜式』神名帳では、大社18座10社(いずれも名神大社)・小社113座106社の計131座116社を記載と5番目と大変多い。都の置かれた大和286座や神道のメッカ伊勢253座、出雲187座、都が置かれ交 … 続きを読む
式内糸井神社(奈良県磯城郡川西町結崎) 糸井造と池田古墳長持型石棺の主 (宿南保氏『但馬史研究』第31号 平成20年3月)での内容である。 歴史は史実の新発見において語るべきもの さて、宿南保先生は、但馬史研究の第一人者 … 続きを読む
小田井県と小田井懸神社 小田井県神社の県は旧字で「懸」とは、古代の時代において施行されていた地方行政の制度で、701年(大宝元)に制定された大宝律令で国・郡・里の三段階の行政組織に編成される前は、国・県・邑ムラであった。 … 続きを読む
アメノヒボコの日槍と日矛の字の違いは? アメノヒボコは、日本書紀』では「天日槍」、『古事記』では「天之日矛」。漢字が違う点は、上「記紀」の頃にも矛・槍の区別は必ずしも当時明確ではなかったようで、ヒボコが日槍・日矛であって … 続きを読む