初代多遅麻国造 天日槍(あめのひぼこ)

初代多遅麻国造 天日槍(あめのひぼこ) 天日槍伝説 『日本書紀』では、以下のように記している。 日本書紀垂仁天皇三年の条 《垂仁天皇三年(甲午前二七)三月》三年春三月。新羅王子日槍来帰焉。将来物。羽太玉一箇。足高玉一箇。 … 続きを読む

四道将軍 彦坐王(日子坐王)の終焉の地は

四道将軍 彦坐王は、『古事記』では「日子坐王」、『日本書紀』では「彦坐王」と書く。 『日本書紀』開化天皇紀によれば、第9代開化天皇と、和珥臣わにのおみの遠祖の姥津命ははつのみことの妹の姥津媛命ははつひめのみこととの間に生 … 続きを読む

古代但馬の大転換期は三度あった

出雲・丹波からやってきた神々 すでに何度も書いているが、拙者は『国司文書 但馬故事記』は偽書だとする立場をとっていない。そのすべてが正しいかどうかは、但馬故事記編集者たちが但馬国府の役人であり、前書きに「おかしきことはた … 続きを読む

新羅の基礎は倭種が造った

『日韓がタブーにする半島の歴史』室屋克実氏に、 「第一章 新羅の基礎は倭種が造った」 朝鮮半島には新羅(滅亡は935年)、高句麗(同668年)、百済(同660年)の3つの国があった時期を「三国時代」と呼ぶ。やがて新羅が半 … 続きを読む

第1章 3.ヒボコ出現により塗り替えられた出石のビフォーアフター

ヒボコ出現により塗り替えられた出石のビフォーアフター 『国司文書 但馬故事記』第五巻 出石郡故事記によると、 アメノヒボコが出石にやってきて、初代多遅麻国造となる前とその後では、出石及び但馬に大きな変化が起きたことが分か … 続きを読む

8 第八巻・二方郡故事記 現代語

素盞鳴尊スサノオノミコトは、大山祇オオヤマツミ命の娘、神大市姫カムオオイチヒメ命を妻にし、 大年オオトシ命・蒼稲魂ウカノミタマ命をお生みになる。 大年神は、神活産霊カムイクムスビ神の娘、五十姉姫イソネヒメ命を妻にし、 ( … 続きを読む

5 第五巻・出石郡故事記 現代語

オオナムチ(国作大巳貴命)は、出雲国より伯耆・稲葉(因幡)・二県(二方)国を開き、多遅麻(但馬)に入り、伊曾布(のちの七美郡)・黄沼前(のちの城崎郡)・気多(気多郡、いまの豊岡市日高町)・津(のちの美含郡)・藪(養父)・ … 続きを読む

2 第二巻 朝来郡故事記

アメノホアカリ(天火明命)[*1]は、丹波国加佐志楽国において、この国をオオナムチ(国作大己貴命)をいただき、 アメノミチヒメ(天道姫命)・サカヘノアメノモノノベ(坂戸天物部命)・フタタ(二田 〃 )・ナミツキ(両槻 〃 … 続きを読む

1-1 第一巻上の1 気多郡故事記 現代語版

天照国照彦(櫛玉饒速日)天火明命[*1]は、オオナムチ(国造大己貴命)の命令によって、 ナミツキノアメノモノノベ(両槻天物部命)の子であるサクツヒコ(佐久津彦命)に佐々原を開かせた。 (これ以前にニギハヤヒ(天照国照彦天 … 続きを読む