7 第七巻・七美郡故事記 現代語
スサノオ(素盞嗚尊)は、オオヤマツミ(大山祇命)の娘、カムオオイチ(神大市姫命)を妻にし、 オオトシ(大年神)・ウカノミタマ(蒼稲魂神)をお生みになられる。 スサノオはオオトシに命じて、二方の地を開かせ、蒼稲魂神に命じて … 続きを読む
スサノオ(素盞嗚尊)は、オオヤマツミ(大山祇命)の娘、カムオオイチ(神大市姫命)を妻にし、 オオトシ(大年神)・ウカノミタマ(蒼稲魂神)をお生みになられる。 スサノオはオオトシに命じて、二方の地を開かせ、蒼稲魂神に命じて … 続きを読む
アメノホアカリ(天火明命)は后のアメノミチヒメ(天道姫命)といっしょに、 サカヘノアマツモノノベ(坂戸天物部命)・ナミツキノ 〃 (両槻天物部命)・フタタノ 〃 (二田天物部命)・シマヘノ 〃 (嶋戸天物部命)・タルヒノ … 続きを読む
オオナムチ(国作大巳貴命)は、出雲国より伯耆・稲葉(因幡)・二県(二方)国を開き、多遅麻(但馬)に入り、伊曾布(のちの七美郡)・黄沼前(のちの城崎郡)・気多(気多郡、いまの豊岡市日高町)・津(のちの美含郡)・藪(養父)・ … 続きを読む
第40代天武天皇4年(675)2月乙亥朔キノトイ サク、 但馬国等の十二国に勅して曰わく、 「国内の百姓オホムタカラのなかより、よく歌う男女および侏儒ヒキト(*1)・伎人ワザト(*2)を撰んで貢上タテマツれ」と。 同年、 … 続きを読む
(前回までの簡単なあらすじ) アメノホアカリが丹波に降りて、丹波を開いてのち但馬にやって来て、但馬ナミツキ(両槻天物部命)の子サクツヒコに佐々原を開かせた。 第十代崇神天皇のころ、丹波のクガミミやツチグモが但馬のツチグモ … 続きを読む
天照国照彦(櫛玉饒速日)天火明命[*1]は、オオナムチ(国造大己貴命)の命令によって、 ナミツキノアメノモノノベ(両槻天物部命)の子であるサクツヒコ(佐久津彦命)に佐々原を開かせた。 (これ以前にニギハヤヒ(天照国照彦天 … 続きを読む
日本神話『古事記』 いまさらいうまでもないけれど、『日本書紀』とともに日本最古の歴史書。 しかし、これより以前にも実は歴史書はあった。 乙巳の変、壬申の乱などにより、天皇家の歴史書『天皇記』『国記』『帝紀』 … 続きを読む
但馬たじまの大川である円山まるやま川流域にある朝来市・養父市・豊岡市に比べて、但馬の西部は、郷土に半世紀生きてきて、知らないことがまだまだ多い。円山川流域以外の地域は、それぞれの川と地形による個々のはじまりと文化がある。 … 続きを読む
式内糸井神社(奈良県磯城郡川西町結崎) 糸井造と池田古墳長持型石棺の主 (宿南保氏『但馬史研究』第31号 平成20年3月)での内容である。 歴史は史実の新発見において語るべきもの さて、宿南保先生は、但馬史研究の第一人者 … 続きを読む