巻末 参考にした本

『国司文書 但馬故事記』吾郷清彦
☆☆☆☆☆

但馬の歴史・神社研究に稀有まれな書です。桜井勉が『校補但馬考』ででためな記述が多いと酷評しているので、そうなのかと信じるのがこれまでの流れで、あまり注目されませんが、桜井勉は天気予報の考案者であり県知事等を歴任し、退官後郷里出石に戻り、祖父の「但馬考」を再度手を加えたのが『校補但馬考』です。当時としてはあらゆる資料を研究し、校補修正をおこないました。しかし、出石藩おかかえの歴史学者家系なのか、出石の歴史を汚すことは認められないという、むしろ桜井の方に私的な偏見がどこかにあるように思います。歴史家として客観的に考え、明治という時代だから仕方なかったような気もしますが、郷土愛なのか、出石を美化し思い込みが多いのは、むしろ校補但馬考の方なのではないかと思います。

校補但馬考は、国会図書館デジタルライブラリーでも読むことができます。http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/765808

但馬文教府、豊岡市立図書館にあります。

アメノヒボコ、謎の真相 関裕二
☆☆☆

『アメノヒボコ-古代但馬の交流人』(瀬戸谷晧・石原由美子・宮本範熙共著 神戸新聞総合出版センター
1997.7.10
☆☆

古代日本「謎」の時代を解き明かす―神武天皇即位は紀元前70年だった! 長浜浩明
☆☆☆☆☆

日本人ルーツの謎を解く―縄文人は日本人と韓国人の祖先だった! 長浜 浩明 2010/6
☆☆☆☆☆

知っていますか、任那日本府 韓国がけっして教えない歴史 大平 裕
☆☆☆

韓国人は何処から来たか 長浜浩明
☆☆☆☆☆

日韓がタブーにする半島の歴史 室谷 克実
☆☆☆☆


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