『国司文書 但馬故事記』吾郷清彦
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但馬の歴史・神社研究に稀有まれな書です。桜井勉が『校補但馬考』ででためな記述が多いと酷評しているので、そうなのかと信じるのがこれまでの流れで、あまり注目されませんが、桜井勉は天気予報の考案者であり県知事等を歴任し、退官後郷里出石に戻り、祖父の「但馬考」を再度手を加えたのが『校補但馬考』です。当時としてはあらゆる資料を研究し、校補修正をおこないました。しかし、出石藩おかかえの歴史学者家系なのか、出石の歴史を汚すことは認められないという、むしろ桜井の方に私的な偏見がどこかにあるように思います。歴史家として客観的に考え、明治という時代だから仕方なかったような気もしますが、郷土愛なのか、出石を美化し思い込みが多いのは、むしろ校補但馬考の方なのではないかと思います。
校補但馬考は、国会図書館デジタルライブラリーでも読むことができます。http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/765808
但馬文教府、豊岡市立図書館にあります。
アメノヒボコ、謎の真相 関裕二
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『アメノヒボコ-古代但馬の交流人』(瀬戸谷晧・石原由美子・宮本範熙共著 神戸新聞総合出版センター
1997.7.10
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古代日本「謎」の時代を解き明かす―神武天皇即位は紀元前70年だった! 長浜浩明
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