今後の政界再編を考える

Kojiyama/ 7月 13, 2010/ オピニオン/ 0 comments


1/3【キャスター討論】どうなる日本、参議院選挙の結果[桜H22/7/12] SakuraSoTV

参議院選挙の結果をみると与党民主党が惨敗し過半数に達しなかった。みんなの党と自民党が伸びたが、前回の衆議院選のときに自民党への批判票で民主党が圧勝したのと同様に、今回は民主党への批判票であり、どちらも敵失によるもので支持を得たというものではないという見方が大方だ。

そのような結果はそれとして、みんなの党は公務員改革などのシングルイシューの政党であり、肝心の外交・安全保障を掲げず政権与党をめざす政党というべき立ち位置の政党ではない。
やや早いかもしれないが、チャンネル桜やネットで売国三案など民主党の極左の本質がわかっている人びとは理解できても、一般のニュースソースしか得ていない人が大半であり、選挙では主張を抑えてかえってどの政党もわかりにくくしている。民主でも自民でもない、もっと先を考えている。メディアが伝えない今後の政界再編を考える。

今回の選挙の、実は注目選挙区だった千葉景子が落選したのは神奈川の人びとの良心の勝利だ。山梨では自民党が山梨から選挙戦を開始したように、民主党に隠れた極左日教組のドン輿石東がいかに危険な男であり、そんな奴が参議員を牛耳っている。
宮川典子さんも元教員で善戦したが惜しくも僅差で負けた。


2/3【キャスター討論】どうなる日本、参議院選挙の結果[桜H22/7/12] SakuraSoTV

民主党も、自民党もその他の新党も、保守からリベラルまでが混在した似通った政党だ。政治に詳しくない人にはわかりにくい。それが国民に投票意欲を喪失させている。
政党や政治家がメディアを意識しすぎて、何を訴えたいのか伝わらない。私も思っているが自民党は政権与党としてあらゆる思想の集まりで派閥を形成しそのなかで政権争いを繰り返してこれたが、野党に下野し民主党というもっと右から左まで綱領もない訳の分からない政党が与党になったいま、それがもう通用しない時期にさしかかっている。
今のままなら自民党は民主党には勝てない。民主党が支持されているわけでもない。主張がわかりやすい政党がないからだ。


3/3【キャスター討論】どうなる日本、参議院選挙の結果[桜H22/7/12] SakuraSoTV

要するに自由民主党が自由党と民主党の合同で、左翼に対抗して戦後日本を支えてきたが、東西冷戦が終わり、社会党や共産党が衰退した。イデオロギー政党の対立が終わり、中国が台頭しなければそれで民主主義の二大政党が政権交代をできることもあったかもしれない。

アメリカもロシアもともに世界でのリーダーシップ力は弱まっている。しかし、中国の軍事脅威は増し、冷戦構造は終わっていない。
誤解されがちなので嫌いだけど、これまでの保守イコール右翼、リベラル=左翼ではない。右翼団体のような戦闘的なものが右翼のイメージだが、本当の「保守」とは国家の歴史伝統をふまえて自主国家として前進することをめざすことだ。
結局、そこを大切にしないと戦後の自主独立国家としての日本には戻らない。

まだ、親米か親中かでもない。
保守であれリベラルであれ、国民主権と国益を基本にしない民主党のような左翼の与党なんて、世界中の民主主義国家であり得ない。
民主党は、国家の憲法で補償する主権に関わる「外国人地方参政権」・「夫婦別姓法案」・「人権擁護法案」の売国三法をマニフェストに掲げずに国民の意見を代弁する国会で十分な審議もせずに提出しようとしているのだ。
真正保守 自主憲法と国益
リベラル  現実の経済優先と国益
シングルイシューで支持を得やすい第三党
二大政党と、みんなの党のようなシングルイシューで支持を得やすい第三党の政界再編になるだろう。それは政治家に頼るのではなく、意識の高い国民が参加して創りあげるしかない。

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