沖縄県与那国島上空の防空識別圏で台湾に説明

与那国島沖に拡大 防空識別圏、台湾に説明
2010.5.26 17:08

防衛省は26日、日本の最西端にある沖縄県与那国島上空を分断する形で設定されている防空識別圏を、同島沖の台湾側洋上に広げる形で設定し直す方針を明らかにした。6月中の省訓令改正へ作業を進めており、台湾には外交ルートを通じて説明した。

台湾は同島周辺を防空識別圏から事実上除外しており、政府は理解を得られるとみている。

現行の防空識別圏は、沖縄復帰前に米軍が与那国島の真上を通る東経123度に設定したものを踏襲。沖縄県側がかねて見直しを求めており、鳩山由紀夫首相が23日に同県を訪問した際に「早急に見直す」と表明していた。

防空識別圏は各国が領空侵犯に備えるため領空の外側に設ける空域で、通報なく侵入した場合は迎撃戦闘機の緊急発進(スクランブル)の対象となる。

自民党時代からすでに与那国や沖縄では求めていたことが、鳩山首相が沖縄を再度訪問してからまだ3日目だ。鳩山首相の鶴の一声で急にただ鳩山首相が防衛省に打診したとしても、3日で防衛省が動くとは信じられないが。

朝鮮半島の緊迫感や普天埋設問題で安全保障に関心が高まっているとすれば、とりあえず、沖縄県の懸案が前進したことは良かった。


【魔都見聞録】与那国島に流れる時間[H21/7/11] SakuraSoTV

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日本・台湾防空識別圏

日本の防空識別圏

 

日本の領海・EEZ面積は世界第6位 [編集]

日本の国土は約38万km²で、世界第60位だが、領海、EEZの広さでは世界6位である。水域面積は広大で、領海(含:内水)とEEZを合わせて約447万km²となる。[1]。日本は漁業や海運などが盛んな海洋国家であり、貨物量の99.7%は海から出入りしている。

防空識別圏問題

与那国島は、日本最西端の島であり、なんらの領土紛争も存在しない、国際的にも明らかな日本の領土である。しかし、沖縄占領時にアメリカ空軍が設定していた防空識別圏を、1969年の訓令でそのまま継承した結果、島の上空は日本の領空だが、島の東側1/3は日本、西側2/3は台湾の防空識別圏として扱われるようになった。この領空と防空識別圏の不一致は防衛上の懸案とされていたが、2005年までのいずれかの時期に台湾側が自国の防空識別圏を与那国島から西側にずらして運用するようになり、問題が発生する可能性は低くなっている。

石垣島方面から飛来した旅客機は、与那国島の北を通って一度西側に出る。この段階で旅客機は台湾の防空識別圏に進入しており、島の西側で進路を180度変え、東向きに滑走路へ降下して着陸する。離着陸は原則として全て東向きである。

防空識別圏が与那国島を分断していた場合、たとえば与那国空港へ向かう日本の民間機が、事前にフライトプランを台湾空軍に提出しておかないと、島に近づいた途端に未確認飛行物体として空軍機にスクランブル発進されかねない。また、逆に台湾航空管制区域から日本へ入ってくる不審機の日本側への通報が遅れた場合、気づいたときには不審機は与那国島上空ということにもなりかねない。また、海上自衛隊の航空哨戒任務や航空自衛隊の航空機は、通常は与那国島上空より西側へ出ることは無い[要出典]が、島の西側を目視で哨戒する事ができなくなる。

2005年12月に外間守吉与那国町長と西銘恒三郎衆議院議員が台湾を訪問した際、台湾の安全保障機関である国会安全会議から入手した資料によって、台湾は与那国島から半径12海里(約22キロ)の半月状の地域を、自国の防空識別圏の管轄から外して運用している事が分かっている[2]。どのような経緯を経て日台間の認識相違が生じたのかは分かっておらず、当時の額賀福志郎防衛庁長官も国会で「初めて聞いた」と述べて政府レベルで確認と検討を行うとし[3]、台湾側からも「国防担当者と検討する」と表明がなされた[4]。西銘は、日本の防空識別圏を西側にずらすよう政府に働きかける事を表明したが、その後、両国の政府間で何らかの取り決めが交わされたという報道や、防空識別圏を西側にずらしたという発表はない。また、2009年7月には浜田靖一防衛大臣(当時)に外間町長が改善要望を出すなど、問題は完全には解決していない[5]。

防空識別圏に端を発するような問題はこれまでに起きていないが、1995年の台湾海峡ミサイル危機以降、台湾の軍事訓練が活発化するようになり、漁協などの漁業関係者からは、「怖くて操業できない」「安全のために漁を自粛せざるを得ない」などの苦情がある。特に、2006年8月の射撃訓練の際には、台湾側の当初の訓練区域設定が、過去の防空識別圏のままの東経123度線に沿って与那国島の西半分をも含んでいた事が判明し[6]、防空識別圏の設定が無茶な軍事訓練の範囲にも繋がっているとの批判がある[7]。こうした事態を踏まえ、与那国町議会や漁協の関係などが、県や国の関係省庁に改善要望の提出を行っている。

[1] 大阪航空局「管内空港の利用状況概況集計表(平成19年度速報値)」
[2] 与那国島、防空識別圏から外れる 日台間で認識にズレ 八重山毎日新聞
[3] 第164回国会 予算委員会 第8号
[4] 防空識別圏は検討 台湾首脳、そうぞう視察団に説明 琉球新報
[5] 「浜田防衛相「私の訪問が答え」 与那国島の陸自部隊要望に」:イザ!
[6] 後に、日本の外務省が財団法人交流協会を通じて台湾側に抗議した結果、与那国島を半円状に外した設定に修正された
[7] 訓練区域に与那国島 台湾海軍が計画 琉球新報

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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