自民党は分かっているのか?第三の波は政党ではなく草もうの国民である

/ 10月 15, 2010/ オピニオン/ 0 comments

政治家が軽々しく坂本龍馬をはじめ幕末の志士を気取るが分かっていない。恥ずかしくないのだろうか。
呆れたのが鳩山邦夫さんだ。政界の龍馬になりたいといって自民党を離党して、仲を取り持とうとしたのだが当時兄貴の仕切る民主党にも、新党にも相手にされない。
しかし、もっと呆れるのが民主党まで龍馬を口にし出したことだ。
菅首相は(というよりも小沢やほとんどが)、トップにある政治家が歴史を知っていない。
自民党も民主党も、国家観がない選挙集団だ。
だからといって、戦後、左翼勢力からわが国を守るため、自由党と民主党が小異を捨てて大同団結し保守合同して自由民主党が誕生した。高度経済成長にかまけて自民党はこれまで何十年かかっても、綱領にある自主憲法を定めて独立主権を回復したのか。
もしも、領土、中曽根元首相の靖国参拝中止、河野談話がなければ、自民党は支持を失わなかった要素は無視できない。しかし、その元を作ったのは竹下、田中角栄の利権的な日中友好ではないか。
その子分であった小沢一郎は、
だから、限界として自民党を一度政権交代させようとする
保守とは何か。主権とは何か。人権とは何か。
図らずも自民党も民主党も保守でもない。
第三の勢力を!自民党も民主党も、国家観がない選挙集団だ
同郷の長州高杉晋作の奇兵隊内閣をめざすといって、やっていることは官僚答弁。仙谷は左翼で国家がない人権派弁護士でなんでも都合のいいようにする器、小沢は相変わらず自民党を腐らせた田中派の利権政治家。鳩山はただのお花畑である。そして、組織は時代遅れの旧社会党事務局のマニフェスト。
国政より保身のキチガイ政権である。
市町村合併や規制緩和でどれだけ自治体が崩壊し、大規模店舗法改正による規制緩和などはアメリカの圧力であるが、それによって商店街は衰退し地域社会の治安やコミュニティが崩壊したり、日本の年功序列などが崩壊してしまった。
小泉自民党は本当に自民党はおろか、年功序列も悪しき面もあるが能力至上主義は日本型組織の良い面までもぶっ壊してしまった。正規雇用が減り、受け継がれてきた物作りを継承する日本の技術力こそ強みであったはずが、極めて将来的に危ぶまれている。
だから自民党には誰も煮えくりかえるのだろう。明日は食えなくなるまで中小企業や自営業は死に体だ。
民主党は問題外だが、政党や政府に、あるいは安全保障を米国に頼る時代ではない。
第三の保守、草もうの国民が主権国家ニッポンを考えるべき時でもある。

【平沼赳夫】これからの日本[桜H22/10/14]
※知らない人のために説明すると、平沼先生は手術後喉の声帯にダメージを負っています。

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