豪華版 たかじんのそこまで言って委員会

/ 5月 16, 2010/ メディア/ 0 comments

たかじんのそこまで言って委員会[HV][字]
5/16 (日) 13:30 ~ 15:00 (90分)
よみうりテレビ(Ch.10)

番組概要

政治・経済から芸能まであらゆるテーマを、司会のやしきたかじんと辛坊治郎が、政治家・文化人・毒舌タレント達と激論トーク。世相をメッタ斬りにします。

番組詳細

やしきたかじん 辛坊治郎(読売テレビ解説委員) 三宅久之 宮崎哲弥 桂ざこば 勝谷誠彦 金美齢 村田晃嗣 ビートたけし 田原総一朗 手嶋龍一 池田信夫 上杉隆 土屋敏男 【ゲスト】 原口一博(総務大臣)(他)

豪華だ!田原総一朗&ビートたけし出演!
メディア論SP!暴走か信頼できるか? 電波少年T部長も、原口大臣も乱入!

このメンバーなら年末年始の特番でも十分である。

【感想】

この番組が日曜の午後という視聴率が取れない時間帯に1時間半枠で放送が始まったとき驚いた。日曜といっても営業している自営業者の私の休憩時間にドンピシャであった。一週間で最も楽しみにしている番組だ。平均視聴率は関西地区で15%というから私以外でも楽しみに観ている人が異常に多いのだ。

そこまで言って委員会というように、マスコミ、在日問題、同和問題、永住外国人問題、日教組、国防、憲法、温暖化の真実など、タブーとされてきた問題を賛否両論のいいっぱなしの議論で斬り込むのが面白い。

たかじんは、フリーな立場であるが、いつでも辞める覚悟で責任持って発言しているから、ファンが多く、この番組が成り立っている。

しかし、最近感じることは、司会の辛坊治郎氏とパネリストでは田嶋陽子と勝谷がうざい。なぜかよみうりテレビは辛坊氏を買い被りすぎではないかと思う。ズームインでよみうりテレビの顔として一アナだったころはそれほど気にならなかったが、よみうりテレビ報道局解説委員長(局長待遇)とかに昇級してから、私見の毒舌ぶりは、司会者なのか自己主張が多くなり、勝谷状態だ。

ゲストの意見を導き出すのが司会者の努めであろう。
局長待遇とは管理職であろうか。いかなるものか知らないが都合が悪くなれば社員ですから言えませんと逃げるなら、司会者(副委員長)ではなくパネリスト席に座ってから正論を吐けばいい。まるで朝鮮の事大主義にように強き立場に迎合するようなご都合主義が鼻につくのだ。

よみうりテレビは面白いアナウンサーがたくさんいるのに、なぜか辛坊の登場機会が多い。出過ぎるとうざくなるのは、各コメンテーターも同じだ。
http://www.ytv.co.jp/commentator/index.html

池田信夫氏はブログではかなり前からチェックしていた。手嶋龍一氏は最近民放に登場する機会が多い。

さて、上杉隆氏。この人について私は信念が感じられないし発言に賛同できない。池上彰氏などとともに、元NHK社員でフリーになってから活躍している。

とにかく、田原総一郎氏、ビートたけしやメイン司会をやって時代をつくってきた顔ぶれであるから、誰が司会者なのかわからないからオールスターゲームのようでまとまるはずがない。現役は日テレEDの第二日テレの土屋敏男氏のみである。「今のテレビは面白くないと言われるが、昔のテレビがすべて面白かったのか、面白い記憶に残る番組があったからであって、現在でも面白い番組はあるのではないか。昔は良かったというのはいつも時代でもそうだ。」、これに対して「いや創成期のテレビは確かに面白かった。何でも面白いことを責任は俺が取ってやるとやってしまったから、やるべきことがなくなってしまってコンプライアンス(自主規制)というものも出てきたし、伝えねばならないことまでコンプライアンスだといって避けている。」

昔は良かったは、いつの時代でも言われるが、わたしも実際に今のテレビはつまらないと思っている。コンプライアンスというカタカナに誤魔化しているが、要するに事なかれの保身であるとしか見えない。文句があるならいつでも辞めてやるぐらいのPやDがたくさんいれば番組は活性化し競い合って進化する。あちらの局の番組が当たったなら、別の企画で競い合うならいいが、恥もなくそっくり真似した番組をつくる。局が製作しているのではなく製作会社が同じだからだ。東京キー局は心臓部を下請けに丸投げしてしまっているピンハネ会社といえる。ならば必要ない。機材もネットも充実して小さな予算でテレビは配信できるから放送免許を解放すればいい。目が覚めるだろう。

地上波、衛星、CATV、ネット配信などこれからの既得権益のメディア融合についてガラガラポンして大局を考えるべきときに差し掛かっているのだから、すっきりしたメディア論を展開してほしかった。テレビ業界の目線ではなくて、良い番組を期待している視聴者が一番迷惑しているからだ。
新聞社とテレビの関係。日本の新聞社がジャーナリズムにほど遠い談合記事で似たり寄ったりな体たらく。無難な保身で面白くない番組を製作するキー局と地方局との関係、47都道府県にテレビ局が各系列ごとに必要なのかだ。池田氏がキー局の番組を地方局が買っているのではなく、逆に電波料と言う名目で支払われていることは、すでに知っていた。膨大なスポンサー料が、下請け孫請けで消えていくゼネコン体質も。上杉氏がカットされますよって言っていたが、『ウィキペディア(Wikipedia)』でも誰でも知っている周知の事実。目新しい話ではない。

市町村合併が正しいとは思わないが、電波が狭い都道府県に留まる性質のものではないのに、関東、関西、中部を除き各県ごとにある地方局を集約し合理化できるはずだ。それはNHKの2万人も職員がいて何をしているのよくわからない公務員のような組織もしかり。東京スカイツリーも通信手段が多様化しているのに必要なのかなんだか違和感を感じる。

まあ、これだけの豪華メンバーが日曜日の昼過ぎに日テレ系で東京キー局を無視してテレビの裏話をわいわいしゃべっているのだから、画期的な試みではあったのではないか。

与党の閣僚が日本の歴史・伝統や世界情勢に全く疎く、偏向したNHKの番組や朝日新聞、無難なことしか書かない新聞記事から情報を得ていて、国会でも新聞をネタにして論争している程度だから、西郷隆盛的な人物が登場してマスメディアをばっさり作り替える大政奉還が必要になっている。そうでないと間違った方向に進む危険がこの国にはある。新聞が、テレビが、ネットがでなない。勝海舟や龍馬なら、一方の見方ではなくもう一方の見方もあることを忘れてはならない。業界の考えが時代についていっていないのである。

なぜ日本の政治もメディアもこんなにお花畑なのだろうか。不況と自殺者が深刻で、中国の躍進、平和ボケしている間に相変わらず既得権益で危機意識が欠落してしまっているのだ。だから韓国の新聞もアメリカの新聞も理路整然と正論を書いていて読みやすいのに、緊張感のない日本の新聞やNHKなどテレビは何を言いたいのか分かりづらいのだ。そして日本がアメリカの新聞にルーピーと言われても、アメリカ政府関係者が鳩山首相を代えてほしいとまで安全保障に危機感を募らせているというのに、メディアはどうあるべきかなどとノー天気でいられるほど堕落してしまっているのに、開国が迫られた麻呂は麻呂はのお公卿か江戸城の老中会議と大差ないだろう。

いま、やらなければならないことは、初心に戻ってメディアが国のために日本を明るくすることだ。

関ヶ原の戦いで徳川家康がいつまでも煮え切らない小早川秀秋に「西軍か東軍かはっきりせえ!」と一発撃ち込まれ、ようやく東軍に動いて情勢が一変し東軍が勝利した。「和を以て尊しと為す」とうたった十七条の憲法は、その前に国内の争乱が絶えなかったから、日本のあり方を示したのであろう。大国中国の脅威から完全に備えが整ってここは日本である。そちらはご機嫌いかかですか?の余裕が生まれ、日本人はこうあるべし、「和を以て尊しと為す」である。軍備が整ってこそ平和が維持されるのである。日本人は黒船が迫らないと目が覚めない。温泉に浸っているうちにのぼせてしまったかように、あーでもないこうでもないと言っていられるほど堕落している。

『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、2003年7月13日からレギュラー番組化された。基本的に、隔週金曜日に読売テレビ第1スタジオで収録し、その2日後or9日後に放送されるとある。

原口大臣は先週9日(収録は7日)に続いて登場。先週「ミヤネ屋」にビートたけしが生出演していたので、9,16日は2本撮りで収録は6日ではないだろうか。

従って、6日以降の大きな事件、口蹄疫問題などは取り上げるかわからない。

日本テレビでの放送ができない最大の理由としては司会のたかじんの猛烈な反対があるからである。

2005年頃、キー局の日本テレビ等からゴールデンタイムでの全国放送化の強い打診があり、読売テレビ自身もこれを望んでいた状況があった。だが、肝心のたかじん本人が読売テレビの社長に対して、「関東には絶対流さない」「関東に放送するくらいならこの番組を辞めさせてもらう」(独立UHF局は反対はしていないが編成上の都合でほとんどの局で同時ネットすることは不可能)と頑なに拒否し、圧力をかけた。

たかじんの冠番組の何れにも当てはまるが、たかじんは番組のあらゆる面で全権を握っていて、上記の発言を踏まえると、仮に日テレで放送してしまうと、たかじんの降板(=打ち切り)が確実であり、日テレに放送される可能性は全く無く、彼自身の意思を無視出来ない読売テレビ側も同調し、日テレ側に不本意ながら断念させた格好となった。実際にたかじん自身が全権を握っている以上、たかじん自身も番組を止めると言えば番組の打ち切りは確実である。

たかじんは当番組の在京キー局へのネットを頑なに拒否する主な理由の一つとして、「関西だから言えるが、日テレに流したら読売テレビまでわざわざ来て頂いてる意味がない」と話したり(具体的には下記を参照)、読売テレビの社長に「なんで、東京で放送する必要があるんですか」、「東京で放送するんなら私をクビにして下さい」と、たかじんが発言した事があった。

さらに関東在住の番組ファン(視聴可能地域出身者・元在住者、インターネットなどでの紹介で知った者など)に対しては「泊りがけで見に来てくれ」と語っており、このため、関東在住の視聴者から遅れネットでいいから独立UHF局でのネットを願望する者たちは多い]。

読売テレビは当初から番組スポンサーを設けず(パーティシペーション)、途中で挿入されるCMはすべてスポットCMである。このため、スポンサーの意向に左右されにくい。ただし、各地のローカル局においてはスポンサー企業である。また一部内容によってはCM枠すべて番組宣伝・BPO・AC・JAROのみで対応する局もある。

2009年夏以降、従来の番組スタイルをやめ、90分全部を特別企画にする回が非常に多くなっている。これは、在阪他局と比較して経営基盤の弱い読売テレビの収益悪化に伴う番組の経費節減のため、まとめて収録することが多くなり、直近の時事問題について討論できる体制でなくなっているためと考えられる。このことは時折番組内でネタにすることもある。たかじんは「情勢が良くなれば(制作費が2008年以前の状態に戻れば)すぐに週一収録に戻せと(スタッフに)言っております」と番組内で述べている。

日テレエリアの関東圏では放送しないため、自主規制の傾向が強い東京キー局や一部の地方局では絶対放送できないテーマなども取り上げており、東京の番組にも重複出演しているコメンテーターの中には、辛坊いわく「東京での番組と『そこまで言って委員会』の時とで発言が正反対となる人がいる」という(後述するが、東京にて当番組と同様の発言をしたがために降板させられたケースが少なくないためである)。
以上

YouTubeなど動画投稿(もともとどの局も著作権が厳しいが)には局からのチェックがとくに厳しく、翌日にはすぐに削除される。DVDで発売していることもあるからだろう。古い放送分は残っているものもある。

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