2010年 日本を今一度洗濯いたし申し候

/ 1月 1, 2010/ オピニオン/ 3 comments

ご覧いただいた皆様
新年明けましておめでとうございます。
雪の降り続く朝を迎えました。
初詣は明日以降にしよう。
昨年は政権交代により、ますます混迷を深めた1年でした。
日本がどこへ向かっているのだろう。
チャンネル桜の動画を添付しました。
君が代で新年を迎えるのはいいものです。

【水島総】新年の御挨拶[桜H22/1/1]

産経IZA 2009.12.31 17:57
 大みそか恒例の第60回NHK「紅白歌合戦」を前に、NHKの福地茂雄会長は31日夕、「『歌の力∞無限大』というコンセプトを貫く歌謡番組になる。(視聴率は)全然気にしていない」と記者団に自信をのぞかせた。
 NHKのアサヒビール出身の福地会長は、視聴率について、「視聴率は気にしていない」 「数字は取ろうと思って取れるのではない。ビールのシェアと同じですよ」と笑みを見せ、「目と耳がある以上、テレビや映像、音楽離れはない。いい曲はありますから」と語り、番組への期待を込めた。

普段テレビを観ない人でも年末年始はテレビを通じて新年を感じるだろう。
NHKがあれだけ前宣伝していた紅白も、他番組がこれといって観たい番組もないので、ちらっと替えて観たが、まったくつまらなかった。出演者の歌も分からないし、チャンネル桜がなければ何もない大晦日になっただろう。行く年来る年のあと、さだまさしの恒例生番組を国技館の土俵から行っていた。さだまさしがどうのではないし、NHKとしては生トークで面白い。でも、他の番組がこの手の低予算番組に勝てない実情が悲しい。まして神聖な土俵の上でトークやコンサートをやることが少し引っかかる。この混迷を極める世相にはむしろ正道で日本人の新年はこうだと公共放送として直球がほしかった。
センセーショナルな新しいムーブを起こしたビートルズが来日したとき武道館でコンサートをやった。それは神聖な武道を行う場というよりも、ともかく当時はそれだけの大きなキャパシティの会場が武道館しかなかったからだろう。
バブル全盛の頃、結婚式もド派手になった。長い時間をかけてお色直しの回数、余興など盛りだくさんがよいという風潮があった。北京オリンピックでは豪華で長時間の開会式だった。国の威信をかけて盛大なものにしたいのだろうが、しかしそれはそれとして予算の多さ豪華さと、心に残ったか感動したかどうかは正比例しないものだ。ささやかでも心が伝わることが大切なのだから。
8時からチャンネル桜を観たあと、ナイナイの番組を観てから、CSの朝日ニュースターで宮崎哲也の討論番組を観て、「朝まで生テレビ」を5時50分までの放送だが、なんとか4時過ぎまで観た。
蓮舫氏は民主党でもいけないことは反省するべきだと素直に語っていた。彼女に権力に対する腹心もないことが救いに見え好感を持った。ばかな国新の下地氏は視野が狭く社民党の副幹事長保坂展人氏は国の行く末よりも理想で基地反対で県外移設で具体案はまだないよりも、はるかに純粋で賢いと再評価した。自民党の現実をふまえた真面目な保守と合流するべき人物である。いまの民主党にはモッタイナイ。
文化芸術はいらないものをそぎ落とし訴えたいものを描くことが求められる。日本の伝統文化はまさにそうではないか。不況の時代こそ、新年を迎える節目として日本人が心を取り戻す瞬間だ。ど真ん中ストライクな番組を観たい。演出よりまず何を伝えたいかではないか。それはまさしく民主党の政策と同じで、国のあり方を示さずに小手先の政策を並べているのと似ている。日本人の感性に研ぎ澄まされた国家の真髄の美学とは、閑静で繊細なわびさび、武士道にこそ見出せる。

田中英道・責任編集『日本史の中の世界一』(育鵬社)
縄文土器から仁徳天皇陵、源氏物語に奈良の大仏など、世界史の金メダルを50項目並べて、一挙に解説を加え、日本人を鼓舞する悠々たるたくらみである。
世界最大級の木造建築だった出雲大社
世界最初のオーケストラは、雅楽。
世界最古の国歌は君が代
世界最長の王朝は、もちろん万世一系の天皇。
大仙古墳(仁徳天皇陵)は、ギザのピラミッドなど問題にしない広大な面積。秦の始皇帝陵墓よりも規模が大きい。
世界一の陵墓なのに、世界遺産になっていない不思議さ。
奈良の大仏開眼は、当時の万博。世界から貴賓を招待しての一大イベントだった。
世界最古の木造建築は法隆寺。世界最古のミュージアムは正倉院。
世界最古にして最大の和歌集は『万葉集』。
『源氏物語』は世界初めての長編恋愛小説

2600年の歴史伝統を誇る日本国。その長い軸を忘れて一点にだけ囚われてもこれからの行く末は見えない。不易流行、温故知新にこそ将来は見えてくる。目先の不況は日々の生活がまず良くならないといけないが、近視感ではこれからの国の歩みを見誤る。
2010年は、大きく変えなければならない。いま最も必要なものは国体(グランドデザイン)を建て直すことだ。
戦時中過度な皇国史観、軍国主義に走った。そのことはこれからも二度と起こさないよう忘れずに語り継がねばならない。少なくともわたしは戦後昭和32年生まれ。でも祖母や母やおじきたちから戦争の悲惨さを聞いて育ち、ビートルズや反戦フォークに染まったどちらかといえば反体制の世代である。
しかし、気がついたことは、それで日本はいいのかだ。これからも子供たちに日本人として良い国、誇れる国にしたい。
そろそろそういった歴史の結果にのみ囚われない大きな視野に立って日本の歩んできた世界に類を見ない歴史伝統を大切に新しい時代に向かっていくべきだ。
安倍元首相が掲げた「戦後レジームからの脱却」はそれを的確に言い表していたのだ。江戸末期、貧しくても各藩は子供たちを教育し、国学を教え、明治維新は、西洋文明を取り入れて近代化し、富国強兵をめざして、欧米列強の白人国家の仲間入りを果たした。それは日本の否定ではない。
日本人の卓越した精神に近代的な技術を取り入れた温故知新・不易流行の精神なのだ。
やはり、行き着くところは国の政治だ。長年自主憲法と独立を立党の精神として果たせなかった自由民主党でも、それに反旗を掲げた民主党でもない。2010年の日本を描くのは政党だけでも、メディアでも、専門家でも、そんなことではないし、まして小沢個人のような器ではないし決してあってはならない。
皆が国の将来を考え、日本人として生きる芯のある未来を構築すること。傲慢にならず、卑下すること無からず。さりとて武士は食わねど高楊枝。プライドは命より尊い。欧米の近代物質文明に比べては貧しくても、日本に来た欧米人がその日本人の礼儀正しさと教養の高さ・歴史文化の高さに驚いた。欧米列強は中国やアジアのような植民地化することよりも交易する方が得策だとした。不平等条約をつきつけられたが精神面で列強に屈しなかったことこそ日本人の誇りなのだ。
民主主義でもイデオロギーでもなくはるかに古い、自称名づけて「日本原理主義」こそ世界を救うと確信するのである。立憲君主制の日本にとって歴史を顧みない二大政党なんて意味がない。
日々の暮らしを支えるのは行政だ。政治家は世論や批判で屈することなく日本国の未来を描くのが尊敬される仕事である。龍馬の船中八策に匹敵する政治が必要だ!
「日本を今一度洗濯いたし申し候。藩だ幕府だなんて言っている場合ではないぞな!おまんら小さいぜよ!この国は一つじゃ、ニッポンじゃきい!」
ちゃっちゃとやろう!迫り来る危険は待ってはくれない。米ソ冷戦が崩壊し、日米安保は薄れた。とんでもない。隣国にはその影で民主主義国家ではなく一党独裁の中国と北朝鮮の共産国家が残っている。核や軍事を増強し侵略をたくらんでいる共産国家が世界を牛耳ようとしているのだ。鎖に繋がれなくなった野放しの共産国家ほど危険で脅威が増しているというのに。何を馬鹿なことを言っているのだろう。軍事上南西諸島はアジアの要で軍配備は抑止力である。沖縄本島(辺野古)にないと軍事戦略から意味がないのだ。
日本にある米軍基地の75%が沖縄に集中しているのではない。これは正しくない。沖縄にある米軍専用基地と米軍・自衛隊との共用基地を含めて全国の75%であって、沖縄の米軍専用基地に限れば全国の24%過ぎない。横田、山口岩国など沖縄以外の米軍専用基地の76%は沖縄以外にある。沖縄県の収入は1位観光、2位は軍事関係と公務員で高給である。それをメディアは知らない。自衛隊に憲法上集団的自衛権が認められていない以上、沖縄から海兵隊がいなくなったら沖縄県民はもとより日本本土・韓国も台湾・フィリピンや東南アジアなども脅威が増し、中共・北朝鮮が喜ぶだけなのだ。フィリピンではマルコスに替わった政府が米軍を追い出していなくなり、中国が南沙諸島を実行支配したのである。尖閣・沖縄や台湾も次の二の舞になる危険がある。
NHKも朝日も鳩山は平和ボケ、沖縄タイムズ・琉球新報・小沢・国新下地・社民党は反対運動の利権目当て。こんな国の安全保障より政党を大事にする馬鹿はほっておけ!こんな阿呆な連中に構っていられるほど国民は馬鹿でも暇ではない。何よりも歴史ある日本はいま生きるわれわれだけのものではない。国土守るために戦かわれた尊い命に感謝し、これからの子孫に残すことはいま生きる我々が果たさなければならない基本的な国家主権義務である。
流れがない水たまりはボウフラが湧く。かれらこそボウフラだ。ボウフラは放っておくと悪貨が良貨を駆逐する。
そんなアホたちをのさばらしてきた無責任なわれわれ国民のせいなのだ。
構っていられるほど日本人自体は馬鹿ではない。みんなで叡智を結集して真の日本と道徳を守ろう。
なんちゃって(^^)

1/4【討論!】どうなる!?日本・年末大討論[桜H21/12/31]
◆どうなる!?日本・年末大討論 パネリスト:  赤池誠章(前衆議院議員)  加瀬英明(外交評論家)  上島嘉郎(月刊「正論」編集長)  日下公人(評論家・社会貢献支援財団会長)  田久保忠衛(杏林大学客員教授)  竹田恒泰(作家・慶應義塾大学講師)  西岡力(「救う会」全国協議会会長代行・東京基督教大学教授)  林潤(前衆議院議員) 司会:水島総

2/4【討論!】どうなる!?日本・年末大討論[桜H21/12/31]

3/4【討論!】どうなる!?日本・年末大討論[桜H21/12/31]

4/4【討論!】どうなる!?日本・年末大討論[桜H21/12/31]
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3 Comments

  1. NHKの捏造を許すな!

    NHKは民放局とは異なり、国民から受信料を強制的に徴収しているので、報道する内容に関しては、民放局と比較すれば、より一層厳格で公正な報道が求められるのは当然だ。しかしNHKは、中国、韓国が泣いて喜ぶ偏向報道、歴史の捏造、自虐史観による国民の洗脳を、繰り返している。

  2. 明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

  3. 秋桜さま
    明けましておめでとうございます。
    こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

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