自民党より古い民主党の左派

/ 11月 7, 2009/ オピニオン/ 0 comments


【ズバリ!文化批評】「国家」の復権[桜H21/11/6]
 

近代民主主義の土台になったと言われる「フランス革命」。そのフ ランスで外務大臣を務めたユベール・ヴェドリーヌが著した本が『 「国家」の復権』である。リアリストである彼は、行きすぎた民主 主義、美しい理想こそが人類を不幸にすると警告している。いま、 民主党政権下で行われようとしている「外国人地方参政権」「人権 侵害救済機関」等について考えるにあたり、是非紐解いて欲しい一 冊として御紹介します。(日本文化チャンネル桜)

 社会主義に向かう人は、資本主義、自由主義の欠点で貧富の差がない共産社会に理想を求めた。しかし頭で考えた現実味のない行きすぎた理想は、かえって権力の独裁と富の集中をつくり人類を不幸にする。そうした支持者は大抵学者や法律家など暮らしに困らない恵まれた富裕層で、その例が国家意識よりも世界は一つ、人類はみな兄弟だと、平等を重んじるあまり、なんでもかんでも個性を犠牲に均一化を思考する行きすぎた考え方に陥っていることに気が付かない。
 米ソ冷戦構造の時代はそうしたイデオロギーの対立が存在したが、ソ連崩壊後、ITの進展によるグローバル社会が進むと、国境意識が弱まり、世界同時に価値観を共有する社会になった。自由民主主義国家でも社会福祉政策を取り入れていて、自民党政権でも公明党との連立により社会政策が取り入れられてきた。
 にも関わらず、政治にイデオロギーを捨てきれない人種が与党になってしまった。「外国人地方参政権」「人権 侵害救済機関」「国旗・国歌の否定」など国家意識よりも人権を大切にしようと考える。運動会で順位を決めないで一緒にゴールするなどはその例で、個人個人の努力や向上意識が育たない教育はむしろ成長を妨げる。
 個性がない人は逆に世界規模のグローバル化においては呑み込まれてしまうので、国内にいれば意識しないが、外国に行きお互いのコミュニケーションのなかで、個性やアイデンティティ意識が重要になるのではないか。国の歴史・文化を語れる人ほど存在感があり尊敬されるからだ。それは国粋主義(ナショナリズム)ではなく、家族や生まれ育った地域に愛情や誇りを持っている人ほど尊敬させるのと同じである。それは教育である。どこの国でも自国の歌や踊りができるが、日本の若者に限らず戦後生まれの日本人は、歴史や民謡、踊り、着物の着付けができる若者がいったい何人いるのだろうか。

「政治主導」で「あぶない法案」が目白押し
日経BP 花岡信昭の「我々の国家はどこに向かっているのか」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091105/193594/?P=3
 「政治主導」の名のもとに、「あぶない法案」が次々に出されるのではないかという危惧が保守派の間から噴き出し始めた。この行方も注視していく必要がある。
 東京都議会議員の土屋敬之氏は民主党にあって保守派の筆頭格だが、月刊誌「正論」12月号に「国と家族を破壊する亡国法案を告発する」という刺激的なタイトルで一文を寄せている。
 土屋氏は「亡国法案」として、民主党マニフェストには載っていないが、先の衆院総選挙直前に出された「民主党政策集1ndex2009」に記載されている以下の課題を指摘している。
 ・永住外国人への地方参政権付与
 ・選択的夫婦別姓の早期実現
 ・非嫡出子にも同等の相続権付与
 ・国立追悼施設の建設
 ・慰安婦問題への取り組み

 民主党は小沢一郎幹事長が賛成派である上、与野党が党議拘束を外して採決すれば、法案が成立してしまう恐れもある。5日の衆議院予算委員会で自民党の稲田朋美委員が永住外国人への地方参政権付与法案について質問したが、鳩山由紀夫首相が「前向きに考えている」と表明した一方、「民主党内に多くの意見があるのも事実だ。強引に押し通そうと思っていない」と党内対立の存在を認めた。民主党の山岡賢次国対委員長が6日、永住外国人への地方参政権付与法案を今国会に提出する方針を突然打ち上げた。
 だが、民主党の慎重派議員は「冗談じゃない。少なくとも20、30人は猛烈に反対する」「左翼政党と見られるデメリットの方が大きい」など参政権付与法案にさっそく反発している。
 みんなの党の渡辺喜美代表も「参政権を行使したいなら日本人になってほしい」と反対を表明。自民党の大島理森幹事長は「(国民)主権にかかわる問題だから党議拘束なしには抵抗感を持つ」と慎重な考えを示した。
 このような長年の提案を唐突に提出する方針を打ち出したのは、ようやく与党になれた今こそチャンスとばかりに、日本のあり方よりも社会主義のイデオロギーを捨て切れていない旧社会党の生き残りとしての意地以外のなにものでもないのではないか。在日韓国人は韓国の国政選挙への投票権を持っているのである。地方といえども参政権はやはり「日本国民」に限定されたものでなくてはおかしなことになる。だれも外国人を差別するつもりもないし、参政権を得るには日本人に帰化すればいいのだから。現実に在日韓国人は帰化することに抵抗はないと聞くし、要は別に今さら困らないし面倒くさいだけだと帰化した在日韓国人の×氏が語っている。
ブログ内リンク
外国人地方参政権法案無効の兆し
http://koujiyama.at.webry.info/200911/article_1.html
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