次世代型路面電車(LRT)がいい
路面電車で魅力的な街を 広島でLRT都市サミット
産経IZA 2009/10/30 23:32
次世代型路面電車(LRT)を推進する自治体の首長が、環境や高齢者に優しい魅力ある街づくりを議論する初めての「LRT都市サミット」が30日、広島市の広島国際会議場で2日間の日程で始まった。LRTは低床、低騒音化した車両を導入し、ほかの交通機関とも連携して利便性を高めた都市交通システムの総称。
サミットには札幌や京都、松山など11の市長や副市長が参加。広島電鉄の超低床車「グリーンムーバーマックス」で広島駅から原爆ドームへ移動する車中で、広島市の秋葉忠利市長が自ら“ガイド役”を買って出た。
首長会議では、鹿児島市の軌道緑化や愛知県豊橋市の夏の「ビール電車」など各市の取り組み事例を紹介。公共交通振興のため、LRT化を通じ都市間で連携強化を図ることで意見が一致した。
次世代型路面電車(LRT)については、関心があった。かつて都市に市電が走り、高度経済成長の自動車増加によって遅くて交通機関の邪魔になるとお荷物になり、各地で廃止が進んだ。学生だった頃、京都にも市電がかろうじて残り、風情があった。
古都京都の街には路面電車が似合う
ヨーロッパは町並みが広げられないため細いLRTが走る街が多い。かつて訪れたミラノでもLRTが走っていて絵になっていた。京都の市長も参加していたので導入を考えておられるのだろうか。人口減で自動車の通行量も減少傾向になる。京都は観光客の多さから市バスがやたらに多いが、市電発祥の地だ。市電を廃止し地下鉄が走っている。地下鉄に比べて建設コストがはるかにかからず、長崎・高知・広島・松山など観光都市には路面電車も風情としてよく似合う。ぜひ次世代型路面電車(LRT)を走らせてほしい。
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