菅直人氏の配管工事の矛盾・鳩山首相のカルトっぽい政権の危惧

配管工事をしても菅だけでは錆びるよ

TBSの朝番組「サタデーずばっと」で、菅直人氏が単独初出演をしていた。
菅氏がやったことで取り上げられる評価は、厚生相時代に薬害エイズをあばいたことだ。
それは、隠していた内部資料を見つけだしたことで評価が上がった。
しかし、それ以外に思い当たらない。

第三者は専門的なことは知らないことはそうなのだが、だから第三者の目からみると、木を見て森を見ないようで不思議だ、おかしいと思うことがよくある。
この人は政治家よりも官僚に向いているタイプではないかと思う。批判や追求は並々ならぬ熱意は感じるが、そこから先が見えない。鳩山・岡田氏と共通点は東大だ。学力は高いが、知識・知恵・想像力がない。話の要点が回りくどく抽象的で、イライラしてくるのだ。

箱ものをなくすといいながら、脱官僚・政府主導として人数を増やしたり新たに部局をつくることが好きだ。それはイギリスのカタチを真似たもので、さらにセクションが複雑になる。「本末転倒・枝葉末節」、それが戦後世代の政治家・官僚のどちらにも共通する問題点だ(自分も戦後生まれですが、もちろん東大ではない)。

いわば中国の科挙制度・韓国の両班のような英才文官教育を踏襲してきた政治体制を崩せる人が現れない限り、政党や組織を変えても、変わらないのだ。これまでの専門知識を守ることが大事なのではなく、それをもとに新たに多くの創意工夫を重ねることが進歩だろう。

これまでの自民党政治の堕落した政官のあり方を徹底的に壊すことは、自民党ではできないから、民主党政権なら可能かも知れないからだ。しかし、二大政党なら政党が変わるたびに国の基本方針まで変えられては困る。少なくと外交・防衛路線は継承しないと安定しない。

国家戦略は国家の基本方針あっての予算なのではないだろうか。何をどうするか、それには予算はどうなるかだ。小泉政権の経済財政諮問会議とかわらない。予算を決める組織なら、官庁の予算編成と変わりはしない。予算編成は財務省というプロがいる。また、わざわざ政治・外交・防衛などの基本戦略を立てるなら、外部シンクタンクの蓄積された資料・経験を生かした方がずっと合理的だ。

外交は毅然として態度で

鳩山首相は、国連で「友愛」を連発して、日本の首相として、これまでにない存在感を示し評価された。
しかし、日本人でもあいまいでよくわからない友愛という定義は、諸外国にはなおさら理解できていない。
25%削減という思い切った理想をかかげたが、それを評価する反面、今後具体的にどうするのか分からないという戸惑いが本心だろう。

むしろ、国連に積極的でなかったアメリカが、核保有国が集まる国連安全保障理事会に日ごろ安保理の議長となる国連大使に代わって、史上初めて積極的に議長をつとめリーダーとして「核兵器なき世界」をめざして核問題に取り組みはじめたことが、これまでの国連でははじめてのことで方向性に大きな変化を表している。

鳩山首相は、「非核三原則」の堅持を「改めて誓う」と明言、核廃絶に向け「日本は先頭に立たねばならない」との決意を示した。
しかし、「非核三原則」とは「核兵器を持たず、作らず、持ち込まさず」、だが、非核三原則は与野党合意であって法律の法的拘束力はない。核密約でも寄港・通過はあったから、核の傘で持ち込まれて安全保障を担ってきたのである。

核廃絶という理想は大切だ。しかし、国連が決議しても核廃絶の拘束力はない。人は病気しないという前提でだから医療や保険はいらないというのは、社民党の憲法で決められているからいけないとしているのと同じで現実的でも説得力もないのだ。世界を核で制圧しようとしてきた米・ロと三位になった中国が率先してなくさない限り、机上の空論である。

まさに世界から国境などなくなれば平和になるのにと歌ったジョン・レノン。かつて地球上には国も国境もなかったし、獲物を求めて大陸を自由に行き来していた。そして集団が計画栽培・飼育をはじめ定着するようになると村ができ、その集団のなかからリーダーがあらわれ、争いが起きるようになった。決まり事(掟)や刑罰ができた。村々は連帯や行動範囲が広がると、さらに国が生まれリーダーの中から王が生まれる。戦争が起きる。

マルクスの共産主義・社会主義で諸問題はなくなっただろうか。異民族を抹殺し文化を破壊し国家を潰して国家をつくってきた中国の易姓革命と、世界は中華を中心とし一つであるとする中華思想は、周辺民族に幸福をもたらしたのか。友愛・ユートピアで東アジア共同体と日本人が願ってもいない理想は、中華思想に組み込まれ日本国がなくなってもいいと思うほど、日本人はあなたのようなお人好しばかりではない。お金があるからどこかの島にでも行って、勝手に友愛教でもはじめればいいのだ。

外交は対話と毅然として態度で望まなければ一歩譲歩すれば相手は助長する。

鳩山首相は「未知との遭遇」と言うが、むしろそれは、国家意識・歴史認識の薄い数合わせ集団民主党と鳩山首相・得体の知れない小沢幹事長に動かさせる我々日本国民である。


1/5【討論!】『路の会』スペシャル・日本解体か!?どうなるこの国の行方[桜H21/9/25]

北村良和(愛知教育大学名誉教授)  新保祐司(文芸評論家・都留文科大学教授)  高山正之(ジャーナリスト)  西尾幹二(評論家)  藤岡信勝(拓殖大学教授・「新しい歴史教科書をつくる会」会長)  山口洋一(元駐ミャンマー大使・NPOアジア母子福祉協会理事長 ・日本戦略研究フォーラム政策提言委員) 司会:水島総

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