鉄道王国日本にとってチャンス

/ 9月 14, 2009/ オピニオン/ 0 comments

市場規模17兆円 世界鉄道に乗り遅れるな
産経IZA 2009/09/14 02:01
 17兆円とされる世界の鉄道市場に技術が採用されるために必要な「国際規格」の取得を進めようと、JRグループの鉄道総合技術研究所は「鉄道国際規格センター準備室」を発足させた。国内の鉄道市場は飽和状態だが、海外ではオバマ政権が総額80億ドル(約7300億円)の高速鉄道網整備計画を打ち出すなど活況を呈する。日本の技術力は高いだけに、世界市場に乗り遅れないよう必死だ。
 ■JR、国際規格取得へ「準備室」発足
 準備室はJR東日本や東京メトロなど鉄道各社に製造会社も協力し、鉄道総研に設置した。国際規格を研究し、鉄道関連の製品メーカーが国際規格を取得する際の手助けを行う。来年度から本格始動する。
 国際規格は、1995年の世界貿易機関(WTO)発足で誕生。各国の公的機関が製品を購入する際、製品にこの規格の取得を義務付けた。
 ただ、日本の鉄道業界では国際規格への意識が高いとはいえなかった。業界が意識転換の必要性を痛感したのが、2001年にJR東が導入し普及したICカード「Suica」だ。その前の年に米国系通信会社が、「Suicaは国際規格ではない」とWTOに訴えた。
 「Suica」は国際規格を取得していなかった。この米国系通信会社は、自社が一世代前のシステムを取り入れたICカードを売り出しており、国際規格を申請していた。「国際規格の自社製品を使うべき」という主張だ。
 突然の提訴にJR東は混乱。一時、導入断念も検討された。その後、米国系通信会社も申請だけで取得には至っていないという理由でSuicaの導入は認められた。JR東はその後、国際規格を即申請、取得した。
 日本は狭い島国のため、レール幅も世界の多くの国の1435ミリに対し、ほぼ1067ミリと狭いなど、独自の規格を持つ。だが、日本が先端の交通技術を武器に世界市場に乗り込むには、国際規格の徹底が欠かせない。準備室の長沢広樹室長は「確かな技術も規格に選ばれなければ無駄だ。EUに遅れたが、日本も取得を進めたい」と意気込む。

航空機分野では遅れている日本だが、鉄道・自動車分野は強い。
環境に優しい鉄道が注目されてきていることは鉄道王国日本にとってチャンスだ。
この記事の後半はICカードの国際規格のことが書いてあり、少し論点が反れているように思うが、
新幹線や私鉄は広軌であり、国際規格の徹底が欠かせないとはどういう意味だろう。
レール幅の国際規格ってそんなに問題ではないと思う。
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