巣立ち前、ひなに足輪 豊岡の放鳥コウノトリ/豊岡市百合地

神戸新聞(09/04/25)


巣の下にネットを張り、行われた作業。ひなを守ろうと親鳥が周囲を飛び回った=豊岡市百合地

国の天然記念物コウノトリの野生復帰に取り組む県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)は二十四日、同市百合地の人工巣塔で、放鳥したつがいから生まれ巣立ちの近いひな一羽に、識別用の足輪を装着した。巣立ち後の位置確認などに役立てる。
これまでは、巣立ち後の幼鳥を大きな囲いに追い込むなどして捕まえ、装着していた。しかし、昨年、豊岡市内で巣立った八羽のうち、足輪を付けることができたのは六羽で、すべての幼鳥に装着するのは難しい。残る二羽のうち、交通事故で死んだ一羽を除くもう一羽は、いまだに足輪のない状態。

そこで、巣立ち前に足輪を付けることにした。

二年前に自然界での繁殖が成功して以来、巣立ち前のコウノトリに人が近づくのは今回が初めて。この日は、ひなが転落した場合に備えて巣の下にネットを張り、高所作業車に乗り込んだ研究員らが巣に接近。幼鳥に足輪を付けた。また、性別判定のため羽を採取し、布に包んで体重も測った。作業は約三十分で終わったが、その間、親鳥が周囲を飛び回り、くちばしを打ち鳴らして威嚇するなど「親子愛」を見せつけていた。

大迫義人主任研究員は「今後は放鳥二世のすべてに同じ方法を採用したい」と話している。(大山伸一郎)

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