日本の優位戦の可能性を示した安倍政権

-安倍元総理が示した可能性は、戦後日本の習い性になっていた劣位戦のメンタリティを脱し、優位戦を戦える政治指導者が出現したということだった。
日下公人 そうです。安倍内閣は教育基本法の改正や教育三法の成立、防衛庁の省昇格、憲法改正のための国民投票法の制定など、マスコミや野党が躍起になって「強行採決十七本」などと安倍内閣に右翼、タカ派のレッテルを貼って異常なまでの非難をくり返す中、「戦後レジームからの脱却」をめざして歴代内閣と比べてもはるかに多くの仕事をされた。このことは客観的事実として評価されるべきですが、私がもう一つ付け加えたいのが、「対外摩擦の回避が第一で、自己主張は第二」という戦後日本政治の萎縮した意識に風穴を開けたことです。
もちろん、その前段に小泉純一郎といういささか奇矯な総理がいたことも大きい。首相の靖国参拝が中曽根政権時代に中国のクレームを受け入れてから(根拠は朝日新聞の事実誤認の捏造だが)、周辺国への“配慮”の名のもとに自粛するということになってしまった。(中略)
安倍晋三 民主党に集まっている人たちの多くは、その前身が市民運動家や左翼活動家です。体制を壊すことに血道を上げていた人たちが多い。だから壊すことはできても、つくり上げていうことができない。菅さんや仙谷さんはその典型だと思います。自分が拠って立つ国に対する愛情がなく、歴史観、国家観もないわけですから、国家のマネジメントができるはずもない。
日下 そのことが国民にわかっていない。どうすればわからせることができるかというとを具体的に考えれば、これは人間を鍛えることから始まる。たとえば男女とも十八歳になったら、男は自衛隊で一定期間訓練させる。女は社会福祉活動を経験させる。三ヶ月でもいいから集団生活を経験させるということです。これは自分以外の何ものかのために身を削るという経験がいまの世の中になさすぎると思うからです。それがないから己一個のことしか考えられなくなっている。これは日本人が歴史的に培ってきた価値観や力強さから最も遠いところです。家族も、学校も、会社も、共同体がみんなバラバラになっていいのか。そうなると残るのは際限のないエゴイズムとお金だけになってしまう。
民主党の「生活が第一」というスローガンは、いわばエゴイズムとお金の追求を政治理念として偽装したものです。こんなことを続けていては国が持つはずもない。愚かな指導者によって、せっかくの日本人の力を喪失させられてはたまらない。戦う政治家としての安倍さんの「第二幕」に私は大いに期待しています。s
芝居でいえば、「戦後レジームからの脱却」が一幕や二幕で完了するはずはなく、その意味でも安倍さんは心して力を養って欲しいと思います。
『正論』10月号 「戦後体制」からの脱却なくして国起たずより抜粋
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