期間限定 余部鉄橋と新型はまかぜの競演

Kojiyama/ 5月 17, 2010/ トピックス/ 0 comments

新型はまかぜ 余部鉄橋と期間限定の“競演”
神戸新聞

来年春に導入されるJR西日本の特急「はまかぜ」の新型車両が、山陰線などで試験走行を重ね、8月12日に新しい橋への切り替えが近づく余部鉄橋と、期間限定の“共演”を続けている。

試験走行は、通常の列車運行の合間を縫って実施。車両が所属する京都総合運転所から不定期で、山陰線や播但線を経由して豊岡市や鳥取県米子市を往復している。
5月初めの試験走行では、沿線の景観に調和するようステンレス製の車体にあかね色のラインを施した3両編成の新型車両が、新緑を縫ってゆっくりと赤色の鉄橋を通過。カメラを構える鉄道ファンの姿も見られた。

JR西日本は計7編成を製造。秋ごろまで試験走行を重ねるが、余部鉄橋は今後、橋脚撤去のため設置が進められる足場で覆われていくという。
(長嶺麻子)
(2010/05/17 10:24)

8月12日に新しい橋への切り替えが近づく余部鉄橋の勇姿が見られるのもあと3か月となった。日本一の高さを誇る余部鉄橋を通過する列車は、豊岡~鳥取間の普通列車を除くと、特急はまかぜのみだ。

特急はまかぜは、鉄道ファンなら欠かすことができないユニークなディーゼル特急である。兵庫県の南北を播但線、山陽線経由カバーする但馬、播磨、摂津の三国の景色が楽しめる昭和の旅行気分が残る飽きない特急だ。

ベースは急行「但馬」で、県庁や神戸に行くには鳥取や但馬の人々には思いでのある列車である。夢千代日記のモデルにもなった。現在急行は廃止され、はまかぜが播但線唯一の鳥取、大阪間の直通運行列車となっている。

見どころ、楽しみどころは、

余部鉄橋と山陰海岸(日本海)
日本一の山城 竹田城址と創業以来の木造駅舎 竹田駅通過、播但、山陰本線でここぐらいしかない。
播但線の難所生野峠越え、ディーゼルエンジンがうなる
世界遺産・国宝 日本一の名城 姫路城が見える
姫路駅で進行方向が逆になるので座席回しが楽しめる?
車内販売の駅弁は「かにずし」など(3,5,6号は全区間で車内販売なし)
山陽本線では複々線で新快速や山陽電車と競い、特急の意地を見せるが、ディーゼルエンジンがやたらにうるさいところが人間?くさい。新型は静かになるだろう。
明石海峡大橋と瀬戸内海
港町神戸と六甲山
大阪駅では福知山線経由の北近畿より後発ながら先にゴールする。山陽本線区間で稼いでいる。

福崎駅 – 寺前駅間:110km/h、大阪駅 – 姫路駅間:120km/h
1粒で2度美味しいのがグリコなら、1回の乗車で日本海と瀬戸内海、山陰本線、播但線、山陽本線と3度美味しい兵庫県の見どころや広さが実感できるのである。
いとおしい。(^_^;)

京都総合運転所所属のキハ181系気動車が使用されている。2009年3月14日現在、同系列を用いるJRの定期列車運用は本列車が唯一である。

停車駅
大阪駅 – 三ノ宮駅 – 神戸駅 – 明石駅 – 姫路駅 – 福崎駅 – 寺前駅 – 生野駅 – 和田山駅 – 八鹿駅 – 江原駅 – 豊岡駅 – 城崎温泉駅 – 竹野駅 – 香住駅 – 浜坂駅 – 岩美駅 – 鳥取駅
大阪駅 – 香住駅間(3・6号)、大阪駅 – 浜坂駅間(1・4号)、大阪駅 – 鳥取駅間(2・5号)でそれぞれ1往復、合計3往復運転されている。このうち、3・6号は多客時 浜坂駅まで延長運転されている。

外部リンク
http://www.jr-odekake.net/train/hamakaze/index.html

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