鳥取市西部の地形と似たような道路の訳は

/ 5月 25, 2012/ 小紀行

鳥取市の地形図

因幡の式内社は50社。そのうち鳥取市西部5社が残っていました。鳥取市との合併までは鳥取県気高郡で、青谷町(あおやちょう)、気高町(けたかちょう)、鹿野町(しかのちょう)が2004年10月31日に鳥取市と合併しました。

実は我が兵庫県豊岡市日高町も城崎郡と合併するまでは気多郡日高町で、郡名が同じ気多郡だったことから、関心があった場所です。

鳥取県気多郡は、1889年(明治22年)10月1日、町村制施行により、青谷町、鹿野町、気高町が誕生。1896年(明治29年)3月29日、高草郡・気多郡が合併し鳥取県気高郡が発足。

浜村温泉のある旧気高町から旧鹿野町一帯には、中国山地から日本海に向かい似たように南北に並行する4つの谷が存在します。式内社はその谷あいにあり、あらかじめ地図を見て探すのですが、すぐ隣の谷に行くのに道がなく、まっすぐな道を進むと広域農道は大きくカーブしているので方向がわからなくなり迷います。
鳥取市河原町にかけてもよく似た地形で式内社が位置します。

東の谷あいから、3社

氣多郡[ケタミ]:5座並小

板井神社[いたい]

「天明玉命、倉稻魂命」板葺大明神と称した。祭神を稲霊(豊受気姫命)とする説があり、地形、玉造の伝承のなさから有力視されている。鳥取県鳥取市(気高郡)気高町奥沢見1292

志加奴神社[しかぬ]

「大己貴命、素盞嗚尊、少彦名命、保食神」 往古鹿野に鎮座。勝島大明神と称した。鳥取県鳥取市(気高郡)気高町宿527 県道233号線沿い

加知彌神社[かちみ]

「彦火火出見命、鵜萱葺不合命、玉依姫命」鳥取県鳥取市(気高郡)鹿野町寺内155-1 県道32号線沿い

利川神社[はやかわ]

「速開津比命、速佐須良比命、瀬織津比命、素盞雄命、保食神」鳥取県鳥取市(気高郡)青谷町早牛855 県道280号線沿い

幡井神社は青谷町

幡井神社[はたい]

「天照大御神、幡千千姫命、須佐男命、保食神、事代主命、天熊人命」鳥取県鳥取市(気高郡)青谷町絹見802 県道51、259号線沿い

詳しくはこちら
http://jinja.kojiyama.net/?cat=319

国道9号を白兎海岸の道の駅を過ぎ、水尻池お手前で小沢見を奥沢見に向かい南へ行くのがわからず、行き過ぎてしまい、気高町宝木から目指しましたが、結局、時間切れで無理でした。金曜日にもう一度行く機会ができたので、改めてチャレンジします。

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