白鳥伝説とコンドルは飛んでいく

/ 3月 11, 2012/ パンくず/ 0 comments

コンドルは飛んで行く

 さんが 2010/11/11 にアップロードされたもの。

サイモンとガーファンクルの詞は、全然コンドルさんは出てきません。この曲が発表されたのは 1970年 ベトナム戦争真っ只中の時です。ということは これは立派な反戦歌でした。

カタツムリよりスズメになる方がいい
そうだよ そうするよ
もしできるのなら
必ずそうするよ

釘よりもハンマーになる方がいい
そうだよ そうするよ
もしできさえすれば
必ずそうするよ

遠くへ 遠くへ飛んでいく方がいい
ここから離れて行った白鳥のように
人間は土地に縛られて
世界中に悲しみの音を響かせている
この世で最も悲しい音を

道よりも森になる方がいい
そうだよ そうするよ
もしできさえすれば
必ずそうするよ

足の下に地面を感じている方がいい
そうだよ そうするよ
もしできさえすれば
必ずそうするよ

 

◆ 言わずとしれた名曲ですが、意外なことにまともな日本語詩が存在しません(がっかりなのはありますが)。唄えなくて悲しかったので自分でやってみたものです。
◆ ただしまったくのゼロから作詞したわけではなく、フォルクローレのベスト盤CDのブックレットに載っていた詩を基にしています。とは言うもののイメージを膨らませて使ったってだけなので、オリジナル詩といってもよいかと思いますが。(http://piapro.jp/content/n6e85p9ufu7vodhy)を基にしています。イメージを膨らませて使っただけなので原型はほとんどありませんが。

コンドルは飛んで行く(オリジナル日本語詩)

在りし日の耀きを
ながる血潮の深く秘め
滅びし国の跡に 独りたたずむ
時も忘れて
もだして語らぬ かげろふ空の
散りゆく光をとらえ
遥か見晴るかす

すべては失われた
否 この身にたぎり満つ
滅びの時を越えて 光もとむる
命つらねて
立ち向かうは闇 胸にはともし火
絶えざる悲しみ燃やして
遥か朝めざす

猛々しくも気高き 真白き翼
果てしもなき蒼空 舞い上がれ高く
猛々しくも気高き 風切る翼
果てしもなき蒼空 歌声とともに

この空を大空を ひたすらにただ飛んで向かう光は
ひたむきな魂が向かう光は
とこしなえに耀く とこしなえに赤き血
とこしなえに息づく とこしなえに続く命

さて、どこか日本の歌にメロディや歌詞は似ていませんか?インディオも縄文人も元はモンゴロイド系ですので、神を白鳥に例えるのも当然といえば当然です。

【初音ミク】祓祝詞 HARAE-NORITO-JAPANESE ARIA

たかあまはらにかむづまります すめらがむつかむろぎかむろみのみこともちてやほよろづのかみたちをかむつどへにつどへたまひ

高天原に神留まり坐す 皇が親神漏岐神漏美の命以て八百万神等を神集へに集へ給ひ 

かむはかりにはかりたまひて あがすめみまのみことは とよあしはらのみづほのくにを 

神議りに議り給ひて 我が皇御孫命は 豊葦原瑞穂国を 

やすくにとたひらけくしろしめせと ことよさしまつりき

安国と平けく知食せと 事依さし奉りき 

かくよさしまつりしくぬちに あらぶるかみたちをば かむとはしにとはしたまひ かむはらひにはらへたまひて

此く依さし奉りし国中に 荒振神等をば 神問はしに問はし給ひ 神掃へに掃へ給ひて

ことどひしいはねきねたちくさのかきはをもことやめて あまのいはぐらはなち あまのやへぐもを いづのちわきにちわきて

語問ひし磐根樹根立草の片葉をも語止めて 天の磐座放ち 天の八重雲を 伊頭の千別に千別て

あまくだしよさしまつりき かくよさしまつりしよものくになかと おおやまとひだかみのくにをやすくにとさだめまつりて 

天降し依さし奉りき 此く依さし奉りし四方の国中と 大倭日高見の国を安国と定め奉りて 

したついはねにみやはしらふとしきたて たかあまはらにちぎたかしりて すめみまのみことのみづのみあらかつかへまつりて

下津磐根に宮柱太敷き立て 高天原に千木高知りて 皇御孫命の瑞の御殿仕へ奉りて 

あまのみかげひのみかげとかくりまして やすくにとたいらけくしろしめさぬ くぬちになりいでむあまのますひとらが

天の御蔭日の御蔭と隠り坐して 安国と平けく知食さぬ 国中に成り出む天の益人等が 

あやまちおかしけむくさぐさのつみごとは あまつつみ くにつつみ ここだくのつみいでむ かくいでばあまつみやごともちて

過ち犯しけむ種種の罪事は 天津罪 国津罪 許許太久の罪出む 此く出ば天津宮事以ちて 

あまつかなぎをもとうちきりすえうちたちて ちくらのおきくらにおきたらはして あまつすがそをもとかりたちすえかりきりて

天津金木を本打ち切り末打ち断ちて 千座の置座に置足はして 天津菅麻を本刈り断ち末刈り切りて 

やはりにとりさきて あまつのりとのふとのりとごとをのれ

八針に取裂きて 天津祝詞の太祝詞事を宣れ

かくのらば あまつかみはあまのいはとをおしひらきて あまのやへぐもをいづのちわきにちわきてきこしめさむ

此く宣らば 天津神は天の磐戸を押披きて 天の八重雲を伊頭の千別に千別て聞食さむ 

くにつかみはたかやまのすえひきやまのすえにのぼりまして たかやまのいぼりひきやまのいほりをかきわけてきこしめさむ

国津神は高山の末低山の末に登り坐て 高山の伊褒理低山の伊褒理を掻き別けて聞食さむ 

かくきこしめしてばつみといふつみはあらじと しなとのかぜのあまのやへぐもをふきはなつことのごとく

此く聞食してば罪と言ふ罪は有らじと 科戸の風の天の八重雲を吹き放つ事の如く 

あしたのみぎりゆうべのみきりをあさかぜゆうかぜのふきはらふことのごとく

朝の御霧夕の御霧を朝風夕風の吹き掃ふ事の如く 

おおつべにをるおおぶねをへときはなちともときはなちておおうなばらにおしはなつことのごとく

大津辺に居る大船を舳解き放ち艪解き放ちて大海原に押し放つ事の如く

おちかたのしげきがもとをやきがまのとがまもちてうちはらふことのごとく 

彼方の繁木が本を焼鎌の利鎌以て打ち掃ふ事の如く 

のこるつみはあらじとはらへたまひきよめたまふことを たかやまのすえひきやまのすえよりさくなだりにおちたきつ

遺る罪は在らじと祓へ給ひ清め給ふ事を 高山の末低山の末より佐久那太理に落ち多岐つ 

はやかわのせにますせおりつひめといふかみ おおうなばらにもちいでなむ かくもちいでいなば

早川の瀬に坐す瀬織津比売と伝ふ神 大海原に持出でなむ 此く持ち出で往なば 

あらしほのしほのやおあひのやしほじのしほのやほあひにますはやあきつひめといふかみ

荒潮の潮の八百道の八潮道の潮の八百曾に坐す速開都比売と伝ふ神 

もちかがのみてむ かくかがのみてば いぶきとにますいぶきどぬしといふかみ ねのくにそこのくににいぶきはなちてむ

持ち加加呑みてむ 此く加加呑みてば 気吹戸に坐す気吹戸主と伝ふ神 根国底国に気吹放ちてむ

かくいぶきはなちてば ねのくにそこのくににますはやさすらひめといふかみ もちさすらひうしなひてむ

此く気吹放ちてば 根国底国に坐す速佐須良比売と伝ふ神 持ち佐須良比失ひてむ 

かくさすらひうしなひては けふよりはじめてつみといふつみはあらじと 

此く佐須良比失ひては 今日より始めて罪と伝ふ罪は在らじと 

きょうのゆうひのくだちのおおはらへにはらへたまひきよめたまふことを

今日の夕日の降の大祓に祓へ給ひ清め給ふ事を 

もろもろきこしめせとのる

諸々聞食せと宣る

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