次期戦闘機にF35採用と田母神俊雄元航空幕僚長の夕べ

/ 11月 25, 2009/ トピックス/ 2 comments


【田母神俊雄】タモちゃんの「お礼の夕べ」[桜H21/11/23]

11月5日に、防衛大学校15期生が中心となって、田母神俊雄元航空幕僚長の退官1周年を記念して私設離任式退官式が明治記念館で行 われました。

次期戦闘機にF35採用へ、40機購入で調整 防衛省
2009年11月23日 15:35



【11月23日 AFP】共同通信(Kyodo)は23日、航空自衛隊の次期主力戦闘機として、次世代戦闘機「F35(F-35 Joint Strike Fighter、JSF)」を採用する方向で防衛省が調整に入ったと報じた。

 共同が引用した情報筋によると、40機程度の購入を想定し、2011年度の概算要求に関連経費を盛り込む考えだ。
 F35は米、英、豪などが出資して開発を進めており、価格は1機約90億円になる見込み。

 防衛省は当初、老朽化が進むF-4EJ戦闘機の後継として最新鋭ステルス戦闘機「F22ラプター(F-22 Raptor)」の導入を目指していたが、米国が同機の生産中止を決めたため、ほかの選択肢を検討していた。(c)AFP

F-35 ライトニング II(F-35 Lightning II)はアメリカの航空機メーカー、ロッキード・マーティンが中心となって開発中の第5世代ジェット戦闘機に分類される単発単座のステルス性を備えたマルチロール機である。開発計画時の名称である統合打撃戦闘機(Joint Strike Fighter)の略称JSFで呼ばれる事も多い。

2006年に初飛行し、現在でも開発は継続中である。2012年に実戦配備予定。

JSFの名の通り、ほぼ同一の機体構造を用いながら、基本形の通常離着陸(CTOL)、艦載機(CV)、短距離離陸・垂直着陸(STOVL)という3つの派生型を製造する野心的なプロジェクトである。1960年代にも似たような運用構想でF-111が開発されているが、F-35はそれと比較しても、機体の小型化技術の進歩を窺わせるものである。

アメリカ空軍・海軍・海兵隊、イギリス空軍・海軍、が採用を決定しており、あわせて数千機が製造される見込みである。
また航空自衛隊の老朽化が進んだF4EJの後継機としてF35の納入が11月24日に決定した。

開発の経緯

冷戦終結以降のアメリカ合衆国議会では国防予算の削減圧力が強まり、軒並み国防予算が削減されていた。また冷戦後の戦闘機の運用スタイルは、高性能な機体を長期に亘り運用するスタイルとなっていたが、「長期に亘り運用可能な」、高性能化およびハイテク化した戦闘機を開発するには極めて高いコストが必要となる。その為に国防総省では、今後大量に必要となる新型機の開発にあたり国防予算の削減と極めて多額となる開発費の両方に対応を迫られる事となった。

そこで、開発費を抑えるために、各軍の新型機の開発を一本化し、各軍の要求を満たせる共通の機体を開発する事となった。
そして1993年、
空軍のF-16C/D、A-10Aの後継機
海兵隊のAV-8Bの後継機
海軍のF-14B/D、F/A-18A~Dの後継機、NATFに代わる機体
の共通開発を目指す計画が開始された。この計画がJAST(統合先進攻撃技術)計画である。

派生型
以下に各タイプの概要を挙げる。なおF-35は現在開発中の機体であり、細かいスペックなどは発表されていない。

F-35A
F-35シリーズの基本型でアメリカ空軍での使用が考慮されたCTOLタイプ(CTOL: Conventional Take Off and Landing; 通常離着陸)。F-16の後継機とされ、F-22を補佐する戦闘機となる。2006年12月15日初飛行。2013年より配備予定。F-35Aはほかの2つのタイプと違い固定武装として機関砲を装備することが要求されている。

F-35B
F-35Bはアメリカ海兵隊、イギリス空軍、イギリス海軍のシーハリアー、ハリアー IIの後継機として使用するSTOVLタイプ(STOVL: Short Take Off and Vertical Landing; 短距離離陸・垂直着陸)の垂直離着陸能力を持つ。2008年7月11日初飛行。2012年より配備予定。

F-35C
アメリカ海軍での使用を主としたCVタイプ(CV: Carrier (based) Variant; 艦載型)2012年より配備予定。
海軍独自に開戦第一撃を担える機体を必要としたため、シリーズ中もっとも高いステルス性を誇る。

配備計画

現在アメリカ軍とイギリス軍はJSF約3,000機を配備することを予定している。またSDD段階から参加する国での採用もほぼ確実で、現在F-16などを使用しているその他の国でも採用される可能性が高く、最終的に製造数は5,000機以上にのぼることが予測されている。

採用国 購入量 型式 調達年 変動
オーストラリア 100 F-35A 2014
カナダ 80 F-35A 2017
ドイツ 48 F-35A 2016
アメリカ合衆国
アメリカ空軍1763 F-35A  2013
アメリカ海軍340 F-35C  2015
アメリカ海兵隊 340  F-35B 2012
イスラエル 25 +50追加
イタリア
イタリア空軍 109 F-35A 2014
イタリア海軍 22 F-35B 2014
ノルウェー 48 F-35A 2015
オランダ 85 F-35A 2016 +15追加
イギリス 138 F-35B 2015
トルコ 116 F-35A 2014
日本航空自衛隊   40  F-35A

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2 Comments

  1. 地獄の扉を開いてしまった日本人(開かされてしまった?)=政権交代・民主党で日本人滅亡 外国人参政

    権反対③・gの意見4
    アメリカと切れた時が日本人の終わりのはじまり
    http://ameblo.jp/zainichikaere/entry-10153668499.html

  2. 次期主力戦闘機はF-35に決定か!?

    難航している次期主力戦闘機(FX)の選定について。 この問題に関して、共同通信が

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