省庁再編
厚生省と労働省は分けた方がいい
長妻大臣が年金問題にかける情熱は、尊敬します。しかし、省庁再編で、厚労省は厚生省と労働省が再編されたわけですが、最も社会政策が集中する重要な省で、なぜ再編となったのか理解できません。
分離すべきです。
欧米を調べてみても、このような合同した省は他に見当たりません。
日本 厚生労働省
イギリス 保健省 ・社会保障省
フランス 雇用省
アメリカ 保健社会福祉省・労働省
アメリカは社会保険制度が個人主義であり、いまオバマ大統領は国民保険化に取り組んでいますが、賛否が問われている状況です。日本はむしろ早くから国民年金・保険制度が行われており、システム自体は他の模範といえる制度です。
行政改革で省庁再編がおこなわれました。
これまでの縦割り行政こそ問題なのだ。
しかし、もともと大きな省を集約するのは合理的なのか。
でかい省を一つにしても肥大化の弊害もある。
なかでもしっくりしないのは、文科省・厚労相・国交省・経産省だろう。
国土と交通が一緒になったのはなぜなのか。交通なら陸上だけではないし海・空もある。国土が旧建設省なら、環境問題が重要視されてきたのだから、開発と保全の観点では表裏一体なので国土環境省の方がいいと思うのだ。
イギリスでは農林水産省はなく、環境食糧省となっている。
旧運輸省は陸海空一体で考えるべきなので旧運輸省の交通省でいいのではないか。イギリス・フランス・アメリカは交通省・運輸省です。
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