大阪(伊丹)空港の廃止論

Kojiyama/ 9月 14, 2009/ オピニオン/ 3 comments

17年11月、関空は国際拠点空港▽伊丹は国内基幹空港▽神戸は地方空港-と位置づけた。
橋下知事は「関空をアジアの拠点として活用するためには、3空港併存に決着をつけるべきだ。市街地の真ん中にある伊丹は廃止し、大阪市中心部と関空をリニアモーターカーで結べば8分で到着できる」と発言。昨夏に主張した伊丹の廃止、関空への機能集約を改めて主張した。
国際線と国内線のアクセスの便利さがハブ空港の売りなのだから、関空優先が妥当だ。
当面は大阪(伊丹)空港は航空自衛隊や警察専用基地としての活用を継続させることで周辺市の税収を図ることで終着してほしい。神戸は地方空港として阪神からのアクセスの良さを生かしてほしい。
航空業界も大変ななか、対立ではなく官民一体になって決着を望みます。
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3 Comments

  1. 橋下は「伊丹廃止」などと簡単に言うが、伊丹は大阪府民だけでなく、他府県の者も利用する公共の施設だろ。何で伊丹の存廃を論じる権利が大阪府知事にあるのか。
    伊丹は国の航空行政の問題であり、一知事が軽々しく「廃止」を口にするのは全くの越権行為だ!

  2. はじめまして。
    >橋下は「伊丹廃止」などと簡単に言うが、伊丹は大阪府民>だけでなく、他府県の者も利用する公共の施設だろ。何で>伊丹の存廃を論じる権利が大阪府知事にあるのか。
    詳しく下記に書いていますが、橋下氏が知事になるずっと以前から伊丹廃止で神戸沖、関空に日本初のハブ空港へというのが経過です。
    羽田がハブなら成田はマングースか?

  3. 言っておくが、伊丹廃止→新空港に集約はオイルショック以前の日本経済がまだ成長過程にあった時代の話だろ。その頃は航空機需要は右肩上がりで伊丹は飽和状態、周辺住民は騒音公害に悩まされていた。だが、現在では住宅の防音技術も進み、航空機も低騒音化している。
    それに当時は人口のドーナツ化現象で都心部の人口が減少、新空港を周辺部の泉州に造る計画にも、それほど異論は出なかった。
    でも現在では職住近接の利便性から都心にマンションが建設され、人口の都市部回帰も進んだ。
    しかも、その後、製造業の海外移転で泉州や和歌山の工場地帯は寂れ、関空は僻地空港と化してしまった。
    このような現状から伊丹は人口の多い阪神地区や北摂、京都、滋賀の住民には必要不可欠な状況に現在ではなっており、橋下の「伊丹廃止」は日本経済が成長途上にあった時代のアナクロな論理を蒸し返したと言わねばなるまい。
    まあ、当時幼稚園児の橋下に、関空建設→伊丹廃止の経緯を説明しても分からんだろうけど。

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