やっぱり恐い民主党の安全保障

/ 9月 12, 2009/ オピニオン/ 1 comments

無駄をなくして再配分すること自体はいいことだ。

公共事業がどれだけ末端にとって多くの経済効果につながるかは問題はあるが、経済に対してゼロではない。

しかし民主党の見直しは予算のなかで、公共事業や追加経済対策で決まっていた支出を見直し、子育て手当や教育費無償などに再配分するだけで、生産性はない。

学校で国連は国家の枠を超えた平和のシンボルと教えられてきたので、政治家でも国連をそのようなものと思いこんでいる人が多い。

小沢氏は「国連中心主義」と唱えているが、国連を上げれば左も黙らせられると思っているのだろう。視野が田舎ッペだ。国連の意味(戦勝国の組織であるのが実態)を理解できているのだろうか。

日本ではU.N.を国際連合(国連)と訳しているが、United Nationsとは連合国のこと。1942年連合軍が日本、ドイツ、イタリアを枢軸国として置いている立場は今でも変わっていない。戦前の国際連盟とは意味合いが異なるが部分的には継続した組織といえる。常任理事国は連合国の米国・ロシア、英国、フランス、中国の5か国であり、拒否権をもっている。
小沢氏は媚中派であり、巨大軍事大国の中国を、外交・安全保障を無視して経済重視で考えている。

小沢氏は、国連中心主義というが、中国が拒否権を行使すれば、それに従うということで、対等な立場で交渉などできない。そのことを分かっていっているのか、よく知らないで軽々に述べているのか。

民主党政権に対しては、基本的に自民党政権と外交・安全保障で継承していくだろうが、充分注意して監視していくことだろう。


チャンネル桜 1/6【討論!】どうなる!?日本の外交・安全保障[H21/9/11]

パネリスト: 青山繁晴(独立総合研究所代表取締役社長)
 荒木和博(特定失踪者問題調査会代表・拓殖大学海外事情研究所教 授)
 潮匡人(評論家)  加瀬英明(外交評論家)  佐藤守(軍事評論家・元航空自衛隊南西航空混成団司令 空将)  石平(評論家)  瀧澤一郎(国際問題研究家・元防衛大学校教授)  田久保忠衛(杏林大学客員教授)
  司会:水島総

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1 Comment

  1. 世界の非常識 日本の運命

    今月、原爆の日と終戦記念日を終えて、多くの日本人は、改めて核の恐ろしさと核廃絶の大切さ、戦争の悲惨さと、再び戦争をしてはならないという誓いを再確認した。
    確かに、その通りだと思う。

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