【たじまる】 明治近代化遺産 余部橋梁(りょう)
特急はまかぜ(画像:JR西日本)
余部橋梁(りょう)は、兵庫県美方郡香美町香住区余部(あまるべ)、JR西日本山陰本線の鎧駅~餘部駅間にある鉄橋(単線鉄道橋)。一般に余部鉄橋と呼ばれています。地名は「余部」であり、当橋りょうの正式名称も「余部橋りょう」なのに対し、駅名が「餘部」のため、一般的に地元で使用される「余部」と、観光客や一部の鉄道ファンの間で使用される「餘部」が併用されています(同じ兵庫県内に姫新線の余部駅があるため、それと区別するためでもある)。
明治後年、京都鉄道が京都から福知山、そして阪鶴鉄道が福知山から舞鶴までの鉄道がつながると、舞鶴の軍港と鳥取の陸軍師団を結ぶ山陰鉄道敷設計画が持ち上がってきました。すでに開通した山陰西線と山陰東線は浜坂・香住間を残すのみとなりました。餘部(あまるべ)鉄橋(日本一の高さ)と桃観トンネル(山陰本線最長)などの難工事の末、山陰西線と東線が開通し、山陰本線が全通しました。
餘部橋梁は現在コンクリート橋に掛け替え工事中です。橋脚はほぼ姿を現しました。
コンクリート橋が完成した余部橋梁
兵庫県美方郡香住区余部
鉄骨の旧橋梁が一部保存で残されている
NHKドラマ人間模様「夢千代日記」最終回 オープニング
minhavozさんからお借りしています。
北近畿鉄道物語(自作)