神戸新聞 (09/10/21)
園内の公開スペースでコウノトリを見学する来園客。31日から野生復帰の歴史などをワンセグ放送で知ることができる=県立コウノトリの郷公園
11月1日に開園10年を迎える豊岡市祥雲寺、県立コウノトリの郷公園で、県は今月31日~来年3月末、来園客にコウノトリの野生復帰活動の歴史や現在の状況などを紹介する「ワンセグ放送」を流す。県や同市、放送関連業者などでつくる「兵庫県地域メディア実験協議会」の会員企業に20日、実験試験局としての免許が、総務省近畿総合通信局から交付された。(足立 聡、大山伸一郎)
「ワンセグ」は地上デジタル放送の携帯・移動体向けサービス。受信機能のある携帯電話などで視聴できる。
同公園で放送される番組は「コウノトリTV」で、最初は3分間の番組数本を用意する。
チャンネル内には、絶滅から野生復帰にいたるまでの歴史▽コウノトリの餌となる生物が生息できるよう環境に配慮した農業の取り組み‐などを紹介する番組をはじめ、市内に生息する放鳥コウノトリの観察ポイントや周辺の観光案内を提供するデータ放送を準備する。
公園内のコウノトリの生態をリアルタイムで伝えるようにするのも特色だ。さらに、今月31日の開園10周年記念放鳥と記念式典の様子も生中継するという。
また同じ期間、JR豊岡駅周辺では番組「たじま『子育て』テレビ」をワンセグ放送する。
番組はインターネットの動画共有サービス「ユーチューブ」でも31日から見られるようにする予定。県情報政策課は「今回の放送を機に、地域の情報発信力を高めようにしたい」としている。(足立 聡、大山伸一郎)
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