赤松農水相は、ニュースで「こんなちまちましたことをしていても仕方がないから、全部処分する方向だ。」ニュースで見る限りは生産者への配慮する発言はなかった。
これを聴いて一層腹立たしくなった。生産者が手塩をにかけて可愛がって育てている牛や豚が口蹄疫にかかった家畜が一頭でも見つかれば全部始末されてしまうことの、絶望的なやりきれない生産者の思いが伝わらないのだろうか。まったく責任はないと謝罪もせず、人の気持ちが分からない人だと憤りを感じるのだ。これが血が通った人間が言う言葉だろうか。補償すればいいと自分の金でないのに何を偉そうに語っているのか!自分のことよりも国民の生活や萎えた気持ちを励ますのが政治家ではないか。赤松一人ではない旧社会党が70%いる責任意識や危機意識がない民主党を表している。
【ニュース Pick Up】口蹄疫、未だ伏せられている自衛隊活動報道[桜H22/5/17] SakuraSoTV
20100512(水) ニュースアンカー 青山繁晴 naniwanosanさん
赤松広隆農林水産相は18日の閣議後会見で、「初動が遅れたとか、やるべきことをやらなかったということは私はないと思っている」と述べ、対応の遅れを否定した。殺処分頭数が拡大しつつあった4月末に農水相は外遊。現地入りが遅れて今月10日になったことなど、対応の遅れが指摘されていた。
農水相はその上で、「結果としてこれだけの大きな数が出てしまったことは大変残念。特効薬がないので、消毒や発生した場合は直ちに埋却するしか対応のしかたがない」と述べた。(産経新聞)
赤松農水相は、GWに中米のメキシコ、コロンビア、キューバを訪問したが、宮崎県で口蹄疫問題が起きているのを聞いており、副大臣に委ねていた。
赤松農水相がキューバへ行った理由は、カストロ将軍に会いたかったからではないかと想像していた。それは赤松農水相が民主党の前は旧社会党議員であったからだ。
社会主義国家のリーダーソ連が崩壊したあとは、キューバが社会主義のなかで理想的な国になっていることをテレビで観たことがあった。
本日の衆議院外務委員会で小野寺委員(自民党)の質問で岡田外相に追求していた。
小野寺 最大の目的は日本の閣僚として、個人的に初めてカストロに会うというのがねらいだったのではないか。
これでは、地方議員の海外視察旅行と同じではないか。閣僚であれ議員であれ、視察研修をかねて海外を訪問することがすべていけないというつもりはない。
しかし、責任者である農水大臣が牛や豚の被害が広がっているときに、外遊が延期できなかったのであれば、関係閣僚や農水省、県に指示は行ってから行くべきだ。しかも指示も出さないで外遊を優先しなければならないような重要な議題があったとは思えない。
国土交通委員会でも福井照(自民党)委員が、前原国交相への質問で、
北沢防衛相が文民とするならば、閣内に防衛に詳しい部門を設置すべきであると思うと質問。
拙者は、前原大臣と北沢大臣のポストは間違いだったと最初から思っている。せめて安全保障に詳しい長島防衛政務官を防衛大臣にした方がいい。
赤松農水相について三陸沖のときも知らなかったと言ったが、今回の口蹄疫でも危機管理についてはいかがなのか政府が全体で危機管理意識をもってほしいと触れる。
今回の赤松農水相や農水省の初動の遅れが招いた生産者に対する損害の大きさは、一大臣の謝罪では済まないのにも関わらず、大臣は一ヶ月も経ってから現地を訪れて、「初動が遅れたとか、やるべきことをやらなかったということは私はないと思っている」と述べ、担当大臣としての反省も謝罪もしないのは異常ではないか。初動が遅れて被害拡大を招いたのは農水省に指示を出さなかった赤松大臣なのであり、総理の任命責任でもある。
生産者への謝罪もなく、自己弁護するとは風上にも置けないくずだ。自治会でも通用しないレベルで国家を担う大臣には値しない人間だ。即辞任に値する。
補償額は国費である。仕分けで取り組んで一方では最小限で防げたであろう国の被害額の増大を招いた国費を無駄にした責任は大きい。
会社であれば、被害者が経営者の責任が問われないことに納得できないのであれば、責任者は刑事的責任を問われて裁判になって逮捕されても不思議ではない。それは任命した統括責任者である鳩山首相もである。
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