1/5【自主独立】主権回復五十八周年記念国民集会[桜H22/5/1] SakuraSoTV
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昭和27年のサンフランシスコ講和条約発効によって占領期間が終了し、独立を果たした4月28日を国民の祝日とすべく、毎年、開催されている「主権回復記念日国民集会」(4月28日・九段会館)が開催された。
今年で14回目となるが、毎年開かれていたことを拙者も知らなかった。5月3日は憲法記念日だが、長谷川教授は「GHQからお仕着せの新憲法を発布された屈辱的な日として反旗を掲げるのはどうどうだろう」というのはおっしゃるとおりだ。祝日に国旗を掲揚する家庭も少なくなった。かくいう我が家もすっかり掲げなくなり、民主党に政権交代して打倒の気合いを込めて、去る2月11日の建国記念の日に久々に掲げたのである。
国旗日の丸に対しては自分自身、左思想ではないが、学校教育やNHK等の世界大戦番組で日の丸は戦争を思い出し軍国主義のように扱われているのを刷り込まれ、ビートルズやアメリカ映画の文化で、星条旗やユニオンジャック、フランス三色旗に憧れて日の丸がダサイというイメージに育ったためか関心は薄かった。
しかし、違うんじゃないかと思い出したのは、外国に旅行する機会が増えて客観的に日本を意識するようになったからではないか、日本は素晴らしい国なんだと気がついたのかも知れないが、物質的な経済的豊かさなどよりも心の豊かさが大切である。なんでもアメリカナイズされて日本のアイデンティティをあまりにも粗末にしていることだ。
たとえば、ワインではフランスは早くからワイン&チーズ法を制定して原産地呼称を守っている。高級ワインはブドウの原産地、基準を満たしたものに限り名称を許される。しかも審査によって名乗れる名称は細分化される。
A.O.C高級ボルドーの場合 シャトー←村名←地区名←地方名と次第に審査が厳しくなる。
日本ではお酒に限らず食品の原産地名称を名乗ることが法的に規制されていないので野放しだった。かってに松坂牛や下関ふぐと名乗ったり、最近でも産地偽証表示はつきない。
日本でも終戦からしばらく物資の乏しい時代があった頃は、まがいものが流布されたこともあったが、外国のクレームや経済が豊かになるにつれ淘汰されていった。
しかし、ひどいのが中国や韓国である。韓国も最近はバッタものが減ってはいるが闇では日本の海賊製品売られている。中国はもっとひどい。恥を知らないならいけないことはいけないと言わなければ分からない。
いずれにしても主権回復はまだ完了していない。自主憲法と自主防衛が国家主権の根本である。そして日本の歴史伝統文化を守り育てるのと同様に、諸外国には日本のオリジナリティーである固有の資産を使用されれば、はっきりクレームを言うことだ。それは製品、著作物に対する権利、領土もそうである。
隙を与えればつけ込むのが中韓とアメリカいう世界でも稀に見る歴史がないか否定して生まれた新興国が頼りにするのはマネーとパワー(外交・軍事)だ。ヨーロッパのキリスト教徒騎士道、日本は世界でも最も長い天皇を仰ぎ神道をもつ優れた歴史と宗教、文化を持った世界がうらやむ誇り高き国なのである。
日本人は四季の変化によって精神的豊かさを表現できる民族である。心配しなくてもその感性は世界に負けない。オリジナリティとアイデンティティを見つめ直す時期に来ている。
だからこそ、民主党は自民党のダミーの鏡として教えてくれたことは感謝しなくてはならない。歴史観、国家観、愛国心のない政治は一刻も早く終わるチャンスを与えてくれたのではないだろうか。カネやモノでは人々は決して心が豊かにはならないのだ。