「審議拒否の責任取ってほしい」 自民執行部に河野太郎氏
産経IZA 2010/03/04 12:18
自民党の河野太郎元法務副大臣は4日午前、谷垣禎一総裁ら党執行部と当選5回生議員との懇談会で、衆院予算委員会の審議拒否をめぐり、「大変評判が悪く、(関係する)執行部は責任を取ってほしい」と述べ、何らかのけじめをつけるよう求めた。大島理森幹事長は「責任を取って支持率があがるなら結構だがいろいろ考えながらやっている」と述べるにとどめた。
会合は党内の不満に耳を傾け団結を深める目的だったが、他の出席者からも「予算委ではベテラン議員ばかり質問に立ち、自民党は変わったというイメージが出ない」(平沢勝栄衆院議員)などの不満が相次いだ。日頃、自分自身について心のどこかに思っていることをふと相手に言ってしまう経験がある。
しかし、国会議員は公的発言には責任が問われるのはもちろんのことだ。
鳩山首相や民主党閣僚の発言には、「人のことよりまず自分だろう」と思うことが顕著だ。
河野太郎氏については、自分が不満なら自分が自民党から出ていけばいいだけではないかと思うのだが。我慢が足りないのは、典型的なおぼっちゃま世襲議員気質と言わざるを得ない。
そもそも、審議拒否した経緯は、民主党が小沢幹事長の説明責任を拒否している対抗処置だ。予算が迫っているならまず当事者である民主党がその問題を早く処理する責任があるにもかかわらず、一向に応じてこなかったからだ。野党に問題を後回しにして予算通過に協力する義理はない。一部で反対されようと道理を通すことは政治家として大事だと思う。
自由な意見が言えるだけ民主党よりいはましだというものの、いつも足並みを見出す批判は論外だ。河野氏こそ行動が、緩んだたがを締め直す機会なのに、まとめるよりも和をかき乱すなら、執行部批判の前にその責任取って離党すべきだといいたい。
いま離党ブームだから、目立たずチャンスだ。民主党なら充分働けるレベルだから、その方が合っているのでは。
「予算委ではベテラン議員ばかり質問に立ち、自民党は変わったというイメージが出ない」(平沢勝栄衆院議員)
それは感じる。ベテランはいざというときの後方支援に回り、レギュラーには若手といっても少なくなったが中堅を全面に出せ!プロ野球ならもっと厳しい。
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