1日夜にNHKスペシャル「永田町・権力の興亡」第1回が放送されていた。TBS「JIN~仁」を観たかったのでCMのときと後半しか観ていない。
なんだこりゃ?小沢一郎のドキュメンタリー番組じゃないか。NHK出演は政治家にとっても権威だからできる、関係政治家のオール出演。細川政権、村山政権、羽田政権。小沢一郎が絶えず関与している。鳩山政権がいかに酷似している過程で生まれた政権かを再確認できた。
「王様の耳はロバの耳」
ポピュリズムは田中角栄から金丸など田中派、竹下派の目立つ行動を歓迎した。一般国民は生活が忙しく政治に深く関心があったわけではない。しかし、三木、福田、大平氏など真面目で地味な政治こそ本来の政権の姿だったことがいま分かる。小沢一郎が自民党と社会党の55年体制からの脱却のために政治改革に熱心だったのはわかったが、強引な手法がやはり異常だったと。
NHKはそれを意図して製作したのであれば、このシリーズは価値があるかも知れない。しかし、冷静中立に小沢氏を批判も含めて評価しているとは思えない。もしそのような企画の意図が見えれば小沢氏は出演もこれだけ多弁で語らなかっただろう。
同じ穴のムジナ
しかし、景気は停滞し、国民の政治意識は変わった。替わらぬ政治に癖壁し自民党政権が終わり、初めて民主党の鳩山政権が誕生した。それはNHKについても同様だ。自民党や政治と同じように国民は不信感をもってNHKを冷静に観ている。戦後、この国にとっていちばん不幸なことは、国民不在の田中派や小沢氏だけではない。権威を利用して政治を正しくチェックし、国を導く情報を行ってこなかったNHKや朝日新聞などの高給取りで国民意識不在の左傾腐敗メディアだったということを。これらが「王様の耳はロバの耳」だ。本物ではないということをである。国家反逆罪があれば暴かれるべきはNHKと小沢氏であろう。NHKはスペシャルの賞味期限切れを検証することこそ、まず逃げずにやるべきではないか。JALの次は最後の伏魔殿NHKだ。
さあもうすぐ始まる予算委員会を楽しみにNHKを拝見しよう。
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民主党議員 汚沢の呪縛から覚醒せよ!
http://koujiyama.at.webry.info/200910/article_95.html
伏魔殿NHKの実態を暴く
http://koujiyama.at.webry.info/200910/article_90.html
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