■鳩山首相の答弁
鳩山首相に総理としての発言以前のことだがお願いしたいことが2点ある。
ひとつは、発言の合間に失笑しているような「(はっ、へっ)」と無意識に吐くクセだ。クセは誰にもあるが小馬鹿にしているように思えて嫌いだ。
もうひとつは、「友愛」だ。塩川元財務相が「溶けかけたソフトクリームのよう」といったが、以前から嘔吐を催しそうになる。宗教ではない政治の場だ。友愛の精神でなんて意味が分からない抽象的な思想的用語は使用しないでほしい。
普天間移設はじっくり考えてというなら、対等な立場をどうしたら導けるかをまず考えてからだ。米軍に替わる国防体制をどうするか現実問題を考えることだ。
■岡田外相の答弁
外務大臣は外交だ。米軍基地の嘉手納統合はまず防衛省だろう。そして対米交渉の際に外務省ではないのか。クリントンとの交渉も未定になった。なぜ国家意識も防衛も疎い岡田外相が真っ先に基地再編問題に発言するのか当初から理解できない。
■下地議員(国新)への前原国交相の答弁
国民新党だから唯一質問はましだった。
沖縄の所得が最も低いは間違いだ。土地使用料を含めると全国22位で中位だそうだ。失業率が高いのに基地はいらないは相反しているのではないか。
辺野古に替わって県外の関空や静岡でもいいのでは?大平洋に仮想敵国はいない。
東シナ海に対して南西諸島(沖縄)にあるから意味を成すものだ。本島以外なら対馬・壱岐でも石垣でもいい。
政府は北朝鮮関係船舶に対する貨物検査特別措置法案を国会に提出したが、前政権下の法案にはあった自衛隊の活動を定める条項は削除された。海上保安庁が活動の主体であることを鮮明にするためで、自衛隊の活動拡大に反対する社民党への配慮が背景にある。
相手の船舶が軍事活動の際には抑止力のない海上保安庁では守れないから自衛隊の護衛が必要だ。社民党は法と現状とどちらが大切なのか頭が悪い。本末転倒だ。
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