互いが「責任は我にあり」と自覚を~防衛相
北九州市と山口・下関市を結ぶ関門海峡で海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国籍のコンテナ船「カリナ・スター」が衝突した事故について、北沢防衛相は28日、臨時に開かれた会見で「基本的にこの事故の責任は、お互いが『責任は我にあり』という自覚をまず持っていただくこと」と述べ、防衛省幹部と自衛隊員に対して自覚を促した。
さらに、事故の状況については、「くらま」艦長の話として「狭い海峡を通るので、約300人の乗員全員が配置についていたが、相手方のコンテナ船が接近して衝突の危険を察知したため、全員に退避命令を出した。回避のために船をバックさせようとしたが、その直後にぶつかった」と説明している。衝突の直前には海上保安庁側からも「民間船が接近している」と警告を受けたものの、警笛を鳴らす間もなかったという。
一方、第7管区海上保安本部の関係者によると、「カリーナ・スター」の方が、前方を航行していた別の船を避けようとしたのか、一度、かじを左に切った。その際、向かってきた「くらま」の針路にはみ出す形になって衝突したとみられるという。
今後は、乗組員からの聴取や海峡の交通状況を記録したレーダーの解析などで、詳しい状況の解明が進められることになる。
普天間で責任者は誰だ?
海兵隊グアム移転費盛り込む=米
時事通信 10月29日15時23分オバマ米大統領は28日、総額6800億ドル(約61兆5000億円)の2010会計年度国防権限法案に署名し、同法は成立した。法案には在沖縄海兵隊8000人のグアムへの移転経費も含まれている(ワシントン)。
ところで、重要なことを書き添えることを忘れていた。辺野古が天然記念物であり、絶滅危惧種のジュゴンの生息地であることだ。
ジュゴンは、辺野古の海域に10頭から50頭ほどいると推測される。珊瑚に生える海草を餌にしているが、海上に滑走路が建設されると、その珊瑚が死に絶え、ジュゴンの餌がなくなり生存が脅かされるというのだ。沖縄防衛局の環境アセスメントは、非常にいい加減で結論ありきとしか思えない内容であり、そのやり直しを求め現在、提訴中である。
考えぬいて海兵隊のキャンプシュワブ近くの辺野古に決まったのだろうが、他にできないなら軍事上どうしてもへりの基地が必要なのかは、検討すべきだ。サンゴ礁の問題も沖縄の貴重な自然は沖縄のためにも日本の大切な財産だ。
View Comments
捏造された南京大虐殺
前回の記事、「マッカーサーの遅すぎた悔恨」で紹介した「侵略の世界史」の内容で、
南京大虐殺に関する部分を下方に貼り付けておこう。