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酒造りに「コウノトリ米」拡大 櫻正宗も新商品

神戸新聞(09/10/10)

 豊岡市内で「コウノトリ育む農法」を使って栽培した酒米を使う動きが、兵庫県内の酒造会社で広がっている。背景には、消費者の環境志向や食の安全への高まりがあるという。これまでは但馬のメーカーが中心だったが、灘五郷の櫻正宗(神戸市東灘区)も今年初めて、新商品を発売する。

 「コウノトリ育む農法」は放鳥コウノトリとの共生を目的に、豊岡を中心とした水田で採り入れられている減・無農薬栽培。酒米「五百萬石」も栽培され、同市農林水産課によるとこれまで3社が日本酒を醸した。需要も高まり、栽培面積も年々増えているという。

 櫻正宗は、同農法米の消費拡大を目指す農家らの呼びかけに応え新商品を企画。有機農法のブドウを使ったビオワインなどが消費者の人気を集めている点からも、「材料の安全性もPRの1つになる」と判断した。

 発売するのは、米のうま味を出しやすい純米吟醸酒で「コウノトリ育むお酒」。五百萬石は酒米の最高峰「山田錦」に劣らない品種ともいわれ、香りが華やかで、キレのある上品な味に仕上がった。同社は「兵庫の土産として全国に売り出したい」としている。

 11月上旬に県内の百貨店を中心に発売。720ミリリットル2500円。櫻正宗TEL078・411・2101
(末永陽子)

 
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