産経IZA
韓国の男性7人組の人気グループ「2PM」のリーダーで、米国出身の韓国人、ジェボムさん(22)が数年前、韓国を見下す発言をしたことが韓国のインターネット上で攻撃の標的となり、米国に追い返される事態となった。12日付の韓国紙、京郷新聞は、「過熱した愛国主義はかえって国家を無力化する毒薬となることを知るべきときだ」などと批判している。ジェボムさんが「韓国は最低」「韓国人が嫌いだ」とネットに書き込んだのに対し、怒った韓国のネットユーザーらが「売国奴」「米国に帰れ」などと批判。ジェボムさんは8日、グループを脱退して韓国を出国した。(ソウル 水沼啓子)
先日亡くなられた金大中元大統領が、軍事独裁政権から韓国民主化とIT推進、日本文化解禁、金正日との南北会談に貢献しノーベル平和賞を受賞した。それからまだ10年余りの民主主義国家である。米国出身の彼は客観的な目で母国をみつめられるのだろう。そういう意味ではアメリカよりも若い民主主義国だ。韓国人のアイデンティティと民主主義はまだ日が浅く発展途上だろう。日本にやってくる外国人は韓国がトップ、中国は2位である。国内で反日教育やメディアを通して知っていた日本と、実際に自分の目で見た日本。百聞は一見に如かずだ。
新聞やメディアが世論を形成し、一部の急進派によって左右される。一つの出来事に付和雷同し熱しやすい国民性は日本人と似ているところがあるのかも知れないが、言論の自由という意見の相違を許容する民主主義がまだ根づいていないことはたしかで、時間を要するだろう。すべてがソウルに集中する小さな国であるが、東京が日本のすべてではないように、それだけが韓国民の総意ではないことは注意すべきだ。ただ、国を愛する保守層が少なくなっていることは日本も心配だ。
若者よ旅に出よ!インターネットでは分からない。
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