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次期政権与党を考える段階に

民主党が八ツ場ダム建設凍結を進めるニュースが報じられている。
新規に計画中のダムなら分かるが、かつての住民はとっくに移転を済ませ、すでに7割は済んでいるというのに、ここで凍結することが無駄削減だと思えない。首都圏の水道の目的もあるからすすめられた計画だ。
民主党で期待できるのは、脱官僚政策だ。素人だから思い切ったことができるのは確かだが、才能のないタレントが映画監督になってもろくな作品はできない。
既成の自民党では慣習にしばられて難しいとは思うから、ぜひ斬り込んで欲しいと期待はするが、事務次官会議をやめて新たに政府が組織をつくるのなら段階は減らない。
政策を決めるのが政府の仕事で、具体案や予算の細かいところまで詰めるのは官僚の仕事であろう。
さらに100人も行政に政治家を入れるという。野球を知らない人が監督やコーチになったら野球にならない。
民主党の政策は「政権交代。」で「。」がついている。つまり政権交代。で目的は終わりなのだろう。
そこから先がどうもすべてにおいて稚拙に思えてくるのだ。
米中の間で外交・防衛を抜きにして対等な立場なんて国際社会で通用しない。
理想で政治はできない。空想で生きてる社民党や日本共産党そのものだ。
アメリカがやたら民主党に注目発言をしていることだけも、幼稚な政党に心配している証しではないか。
中国・韓国・北朝鮮は歓迎ムードだ。チャンネル桜で渡部昇一先生がいっていた。
「福田元首相は、「相手の嫌がることはやりません」と言った。それは相手の言うことだけ聞いていることにつながる。嫌がることでも国益を考えてやるのが外交である。その裏には防衛が不可欠だ。防衛なくして対等な外交関係なんてあり得ない。」
保守というカテゴリーも守るというネガティブなイメージがどうしてもあるので、適さないかも知れないけれど、自民党は保守政党でもなくなっている。右から左まで、政権与党だから集まっていたのが内実らしい。
自民党の再生なんて期待できない。とことん白票でも麻生指名でもなんでもやっていればいい。今のままでは同じ穴のムジナだろう。
なんだかわからない思想が寄り集まった形だけの二大政党なんて意味がないし、二大政党は、アメリカの共和党も民主党は、少なくてもどちらも外交・防衛は同じ思想が条件だ。
政界再編に向けて、平沼、城内、安倍、菅(自民党)、他、保守政治家と前原、松原さん松下政経塾出身者などが新しい政党を結成されることだ。
小手先の政策では日本は良い国にはならない。そうした戦後政治が終わったのだ。
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