WordPressのマルチサイト化

マルチサイト

通常、ホームページは、ドメイン(URL)が異なるホームページ(Webサイト)やブログなど複数のサイトを保つ場合、別々に登録・管理します。WordPressでも、それぞれ別々にWordPressをインストールして運用します。
しかし、同じドメインでカテゴリーや大きな組織で部署が多岐にわたる場合等、一つのサイトでやれば煩雑になったり、表示速度が遅くなる、管理者が複数だで複雑になるなど問題が生じてきます。同じドメイン名で、サブディレクトリ「….ドメイン」やサブドメイン「ドメイン+/…」で子サイトとして分けたほうが良いと思うのが自然です。

WordPressにはマルチサイト機能というものがあります。WordPress 3.0以降、サイトのネットワーク(マルチサイト、複数サイト)を作成できるようになりました。

初めてマルチサイトにするときは、やり方を覚えなければなりませんが、wp-config.php ファイルに「define (‘WP_ALLOW_MULTISITE’, true);」を書き加えると、コントロールパネルの左に「ネットワーク設定の有効化」が表示され、次は .htaccess ファイルに数行決められた式を加えればかんたんに設定できます。マルチサイトのやり方は上記のマルチサイト機能や他にもたくさん書かれているのでここでは省きます。

私はWordPressを本業を含めて現在7つ以上に分けています。WordPressに定評のあるXサーバーX10ですので複数サイト設置に余裕があり、速度でもそんなに気にはなりませんが、当方のようにWordPressで8つ、9つ運営させていると、その都度WordPress本体のかなり多いファイルやプラグインを別々にインストールすることで、サーバーが重たくなったりしないか、無駄な気がするものです。

WordPress大好き人間としては、せっかくWordPressにあるマルチサイト機能を試してみたくなります。一部で同一ドメインをサブドメインやサブディレクトリにして、マルチサイトにしていました。

マルチサイトによるメリット

まったく個人的な感想です。マルチサイトによるメリットは、

1.ドメインが一つでいい

一つのWordPress本体を使用して別ブログをサブドメインやサブディレクトリにし、複数に分けられる

2.管理しやすい

管理パネル最上部に「サイトネットワーク管理」が表示されるようになり、複数サイトを無制限に一元管理できる

3.テーマもプラグインも共有できる

同じテーマを使用したり、サイトごとに目的にあったテーマを使用できる。

のですが、デメリットもあります。

デメリット

1.作業工程が一工程増える

「サイトネットワーク管理」画面が増えることで、便利な反面、別の意味で作業にたどり着くために一工程増える。一冊のシステムノートが便利か、科目で二冊以上で分けるかの違いのような感覚に似ています。

2.プラグインではマルチサイトでは使用できないものがある

ポピュラーな人気プラグインでも、マルチサイトに対応しておらず使用できないものや不都合が生じたり複雑になることがあります。

3.リスク分散

大量にサイトを作って記事も大量になった時に、何かしらのトラブルが合った時にはすべてがやられてしまう。同じサーバーでも同じようなトラブルが起こる可能性はあるけれども、予算に余裕があれば、サーバーも分散してリスク回避すればいい。

4.トラブルが起きた時、フォルダ構造が複雑

プログラム上の記事・メディア(画像等)、関連PHPファイル等のフォルダの位置関係がシングルでWordPressを利用するのとは異なるので分からない。

好みでしょうが、一つのバッグに仕事の道具と遊びの道具を一緒に入れるより、目的がはっきり違うのなら別々のバッグに分けた方が持ち運びに便利です。WordPressを普通に利用するのであれば、マルチサイトにするメリットよりデメリットの方が多い気がします。マルチサイトのメリットを発揮するのは、会社や団体など複数の管理部門に分かれたホームページなどではないでしょうか。

最近は大容量で高速なレンタルサーバーが安価になっており、マルチサイトにどうしてもしなければならない必然性が感じられない気がします。その分、少し手間や知識が必要になることを考えれば、Xサーバーなど30もインストールでき、高速サーバーであれば、別々にWordPressを起動させても表示速度にそんなに大きな違いはない気もします。

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