但馬の地名地誌

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小田井県神社と酒垂神社の関係

  • 2016.08.09

旧城崎きのさき郡は、現在の豊岡市が誕生する合併以前には、豊岡市と城崎町、竹野町、日高町にあたる。 慶応4年に久美浜代官所の管轄地域が久美浜県となる。明治4年、第1次府県統合により、但馬が豊岡県に分割され、明治9年(1876年)、兵庫県の管轄となる。明治29年(1896年)4月1日、郡制の施行のため、城崎郡・美含ミクミ郡・気多ケタ郡の区域を含め、改めて城崎郡が発足(美含郡・気多郡は消滅)する。以前の […]

旧日高町内に多い垣のつく区名

  • 2016.04.30

豊岡市日高町の旧日高町内には、頃垣、猪子垣、篠垣と◯◯垣という区名が多い。市内で区と呼んでいるのは、明治以前までの村名で、平安期に編纂された『但馬郷名記抄』によれば、他にも頃垣の近くには漆垣という村があった。また、芝も当時は柴垣、国府地区の西芝は、芝垣と書していた。同史で餘部等の部の付く村名はあるが、但馬の旧八郡でも垣の付く村名は、他では見られない気多郡(旧日高町)の特徴である。 垣は民部(カキベ […]

豊岡の地名の由来

  • 2015.11.24

豊岡(とよおか) 「豊岡」は、羽柴秀吉による但馬占領後の1580年、当地を与えられた宮部善祥房継潤が「小田井」に入り、小高い丘(神武山)に築城し、城崎キノサキ(荘)を佳字・「豊岡」と改めたことが起源というが、山名氏の時代に既に「豊岡」の名称が存在したとも考えられている。「地名由来辞典」 豊岡市日高町(旧気多郡ケタグン)の北部に水上ミノカミという地名がある。八代川が上石アゲシから但馬の大川円山川に合 […]

鶴ヶ峰城と殿区とは

  • 2015.07.17

国道482号線久田谷付近と鶴ヶ峰(三方富士) 子供の頃から何か周りと違い神秘性を感じていた三角おにぎりみたいな山 国道482号線を神鍋かんなべ方面へ久田谷くただに付近まで進むと、前方にきれいな三角形の山がぽっかりと現れてくる。通称「三方富士みかたふじ」と呼ばれるが、これが鶴ヶ峰つるがみねである。標高は405m。周囲のなだらかな山々とは別に、美しい山だが傾斜がきつそうである。 山名四天王のひとりで気 […]

市場の地名

  • 2015.05.29

「市場」について考察 ここで、別に東構区の西にある久斗区の小字名、「市場」に触れておきたい。気多郡の中心部を東西につなぐ西の下街道をはさんで宵田城の北構と南構が構築され、その街道上に市場があった。 既出の宿南保氏『但馬の中世』の「市場村と諸街道」に、『兵庫県小字名集』但馬編にある中世に成立した但馬の市場のなかで、豊岡市日高町の市場は、道場、久斗の2カ所が記されている。南北朝期の山城跡で、垣屋氏の居 […]

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