スイート・キャロライン 次期駐日大使にケネディ氏指名へ

/ 7月 13, 2013/ トピックス/ 0 comments

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駐日米大使にケネディ氏/故大統領長女、女性は初

【ワシントン共同】2013/07/13 10:15

近く離任するルース駐日米大使の後任として、故ケネディ大統領の長女キャロライン・ケネディ氏(55)の指名が固まった。日米関係筋が12日、明らかにした。ホワイトハウスが近く発表する。上院の承認を経て、早ければ9月半ばにも着任する見通し。女性の駐日米大使は初めて。

ケネディ氏に外交・行政経験はなく手腕は未知数だが、米社会で常に注目を集める「ケネディ家」からの起用に注目が集まるのは必至だ。日本側には、著名人の大使就任が日米関係強化につながるとの期待も高まっている。

ケネディ氏は2008、12年の米大統領選でオバマ氏を支持した。

ウィキペディアによれば、

父のジョン・F・ケネディと母のジャクリーン・ケネディとの間に、1957年に長女としてニューヨークにて生まれた。1960年の大統領選挙で父が大統領に選出されたため、翌年ホワイトハウスに移り、合衆国大統領の娘として世界的な関心を引いた。1963年に父が暗殺されると、母とニューヨークに移り住んだが、母の庇護によりメディアの報道合戦には巻き込まれずに済んだ。ハーバード大学とコロンビア大学法科大学院を卒業後、弁護士資格を取得。メトロポリタン美術館在職中にエドウィン・シュロスバーグと出会い、1986年に結婚した。

現在はケネディ記念図書館の館長やハーバード大学ケネディ・スクールのコンサルタントを務めている。自身が直接政治活動をすることは少ないが、2008年の大統領選挙では叔父のエドワード・ケネディ上院議員とバラク・オバマ候補への支持を表明し、同陣営の副大統領候補者選考委員会で仕事をしながら、自身が副大統領候補に指名された場合について言及した。

駐英大使にもたびたび目されたが、オバマが大統領に選出されると国務長官に就任するヒラリー・クリントンの後継として、上院議員に意欲をみせた。CNNなどの共同世論調査では、過半数が「ケネディは上院議員になる資質を備えている」と答え、また、ケネディがヒラリーの後継となることには52%が肯定的だったが、42%は否定的な反応を示した。しかし、2009年1月に「一身上の都合」により上院議員選への立候補を断念した。
2013年、ジョン・ルースに代わる在日本アメリカ合衆国特命全権大使への起用が取り沙汰されている。

しかし驚くべきニュースではなかった。今年4月にはその情報は伝わっていたからである。
ケネディ氏は55歳。私と同じ年であることも関心を持つ要因である。

オバマ大統領は、なぜ政治・外交にまったく未経験のキャロライン・ケネディ氏を駐日大使に選んだかを考えた。ブルームバーグは、一家の繁栄の基礎を築いた祖父ジョセフ氏が駐英大使だったことを引用し、「外交の血筋」を強調する論調もある。CNNテレビは「初の女性駐日大使」となり、「女性の権利では後進の日本」に大きな影響を与えることができるだろう、と指摘している。(中略)
反対派は、歴代の駐日大使は、ライシャワー氏やアマコスト氏ら日本専門家だったり、マンスフィールド、モンデール、フォーリー、ベーカー各氏ら議会の重鎮が中心。米経済戦略研究所のプレストウィッツ代表は『フォーリン・ポリシー』誌に「ライシャワー氏に始まる駐日大使の地位をおとしめるだけ」と痛烈だ。

キャロラインさんは08年大統領選後、上院議員(ニューヨーク州)から国務長官に転身したヒラリー・クリントン氏の後任の上院議員への意欲を示したが、米紙のインタビューで、言葉が見つからないときによく使う「you know」を連発。公的な仕事にふさわしくない、などの批判が出て、断念した経緯がある。

1.露払い
田中真紀子氏とは言わないまでも、物議を醸す。駐英大使にもたびたび目されたが、オバマが大統領に選出されると国務長官に就任するヒラリー・クリントンの後継として、上院議員に意欲をみせた。

2.日米関係への貢献値
故ケネディ大統領は日本人にとって憧れの存在で、知名度と親密な関係を期待できる。

「ケネディ大使」で赤坂にパパラッチ集結か [春名幹男「国際情報を読む」] (日刊ゲンダイ)

次の駐日米大使への指名がほぼ確実な故ケネディ大統領の長女キャロライン・ケネディ氏(55)。

父が暗殺された悲劇は5歳の時。そして1969年、11歳の時に彼女をモデルにしたニール・ダイアモンド作の「スイート・キャロライン」がヒットした。

弁護士にして作家、そして与党民主党の有力者。まさにアメリカを代表する超セレブだ。

菅義偉官房長官は「日本でケネディ大統領は非常になじみがあり、あこがれを持っている」と歓迎を表明した。日本側の受け止め方はいつも、そんなふうに情緒的だ。だが、彼女は単なる名家出身のエリート女性ではない。自立心が強く、政治的には非常にリベラル。歯に衣着せぬ発言が時に物議をかもす。

2008年米大統領選予備選ではクリントン氏を支持せず「人々をこれほど鼓舞したのは父親以来」とオバマ氏を支援した。

しかし就任後のオバマ大統領は、期待したほどリベラルではなかった。彼女は失望し「彼の声に我慢できない。彼は嘘つきより悪い」と語った、とホワイトハウスの内幕を描いた本「アマチュア」(2011年)で紹介された。

09年クリントン上院議員が国務長官に転出後、空いた議席を狙ったが、選挙区のニューヨーク州内で反対も出て、断念。オバマ大統領に教育に関する提言を出したが、無視されて不満を募らせたとも伝えられていた。

そんな中での大使起用。大使人事は通常、論功行賞か邪魔な大物を海外に放り出すかのいずれか。彼女はその両方、と言えるかもしれない。クリントン国務長官だと実現不可能だが、ケネディ家に近いケリー国務長官の就任で本人の希望と大統領の意向がうまくマッチさせられたようだ。

だが、彼女が日本で自民党政権とうまくやれるかどうかは別問題。

何せ彼女のリベラル姿勢は半端ではない。同性婚にも自動車産業支援にも全面賛成だが、自由貿易には条件を付ける。環太平洋経済連携協定(TPP)に対する姿勢は未知数だ。保守の自民党にどう対応するか、注目だ。

もうひとつの難問は、パパラッチ対策。3月中旬、デザイナーの夫(67)と2人の娘と過ごしたカリブ海の仏領の小島で水着姿を撮られ、英紙に掲載された。

大使公邸は東京・赤坂の大使館裏。警察の警備はさらに大変になる。

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