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戦後政治の終わりのはじまり やむにやまれぬ草莽崛起!

【産経・FNN合同世論調査】新党支持率は今ひとつ…だが大同団結で「第三極」の可能性も
2010.4.27 00:15 産経新聞

「WiLL」6月号の『総力大特集 日本を建て直す!』「志民」の力でよい国つくろう!」 山田宏・櫻井よしこ両氏の緊急対談で、山田氏は、
このままの政治を続けていけば、確実に日本は溶けていきます。そんな日本を、我々の世代が子孫に残すわけにはいきません。そして、これまで日本国を創るために努力をしてこられた先人たちに対する申し訳ない気持ちから、全国の地方自治体の首長や地方議員を集めた新党「日本創新党」を結成しました。やむにやまれず起ち上がることにしたのです。
民主当選券と前政権がやっていることは、「今を助けてあげます」ということばかりで、問題を解決するために国民に奮起を促すことは一切しません。政治家は国民に媚びを売り、国民は政治とは要求する対象としか思わない。私が杉並で行ってきた政策とは正反対です。

これまで厳しい状況の中で、杉並区は自力で財政再建に取り組んできましたが、立ち直れたのは私の手腕ではなく、区民の意識が徐々に依存から自立へと変わったのです。「改革をやらなければ立ち直れない、自分で起ち上がるしかない」と様々な形で言い続けてきた結果です。
櫻井 国民に依存意識を助長させる典型例が、自民党の実施した低額給付金と民主党の子ども手当ですね。
(中略)

自立心を高める価値観

山田 「子ども手当をあげます」と言われれば誰でも貰うでしょう。しかし、そのお金はあなたが今抱いている赤ちゃんが大きくなって支払う分だと分かっているのでしょうか。それでも欲しいという親がいれば、親失格です。

櫻井 山田さんの著書『「日本よい国」構想』(ワック出版)の中でたびたび登場するのが、「志の民」という言葉です。志を持った民を育てるには、単に任せていてはダメであって、志を持ちましょう、持たなければならないという方向へ常にリーダーが鼓舞し、促していくような政策提言をする必要があります。

庶民はその時々の政治のリーダーシップによって、どの方向にも向く可能性を持っているわけです。それを良い方向へ向ける価値観が、今は民主党にも自民党にもありません。この点が、山田さんたちの決起する一番の理由となったと理解しています。

山田 そのとおりです。
(中略)
成人式で語る「二つの感謝」

櫻井 山田さんは、成人式の日にすばらしい講演をなさっていますね。近頃では成人式というと、みんな晴れ着を着てワイワイ、ガヤガヤ、時にはお酒を飲んで乱暴狼藉をする若者もいます。山田さんが講演をされると会場が水を打ったように静まり、なかには泣きながら聞いている若者もいるそうですね。

山田 私は、常に日本国家が志の溢れる国を目指すという高い目標を持つべきだと思っています。日本国家は、世界のモデルになり得ることに気付くべきなのです。ところが、戦後教育の影響から「日本はそんなに良い国なのか」と不安に思っている人が大勢います。とくに若い人は日本の過去の歴史をあまりよく知らなかったり、あるいは悪く教えられている。これは不幸なことです。
(中略)杉並区の成人式は、国歌斉唱、区長あいさつ、そして区議会議長の祝辞と簡素な式典です。私の挨拶は、毎年ほぼ同じ内容です。お客さんが違うから良いのですが(笑)。
成人式を節目に、立派な大人として責任を果たしてほしいということ。それから二つの感謝について話します。一つ目は両親への感謝です。

「今日家に帰ったら、感謝の気持ちを伝えて欲しい。もし直接言えないのなら、メモでもいいからそっと渡して欲しい。両親はどんなに救われるか。まず親を救えなければ大人ではない」と。
二つ目は見えない人への感謝です。「ここで感謝してほしい一人の二十歳の青年を紹介します」と言い、靖国神社に納められている「英霊の事の葉」の中から、二十歳で戦死された方の一葉の遺書を読みます。
「お父様、お母様、本日出撃命令が出ました。自分は元気でお国のためにいってまいります。どうか心配なさらないで下さい」と始まり、さらにこう続きます。
「出来たらもう一度お目にかかりたかった。私の鞄の中に軍から支給された缶詰やお酒が入っております。一緒にこれを食べようと思っていましたが、それも叶いませんでした。どうかみなさんで召し上がって下さい。」

読み進むうちに会場が静まり、ハンカチで目頭を押さえている女性もいます。読み終えた後は、ほとんどの成人の背筋がピンと伸びていることを、演壇から毎年感じています。そしてこう締めくくります。
「みなさんは今日、成人式できれいな着物を着て、おいしいものを食べて、乾杯するでしょう。しかし、乾杯するとき、このような尊い方々がいたのだということを心の中に入れて、そっとありがとうと言ってほしい。そしてこの方々の分まで立派な日本を創ってほしい、立派な社会を創ってほしい」と。
櫻井 本当によいお話ですね。

「歴史の回復」を目指す

 (中略)
山田 過去が先人たちの苦難とつながったときに初めて、自分たちも頑張ろう、立派に生きよう、良い社会を創ろうと力が湧くんです。日本は一日でも早く、あらゆる面で歴史を回復していく必要があります。

櫻井 「歴史の回復」。すごく良い言葉ですね。山田さんたちは過去をすべて否定するのではなく、日本の良き歴史の流れを汲みながら、その上に新たな力を築いていきたいということですね。

山田 そうです。過去を一方的に批判する人たちとは手は組めません。

櫻井 杉並区は、一番最初に扶桑社の『新しい歴史教科書』を採択された地方自治体のひとつでしたね。

山田 ええ。杉並区と大田原市です。そういう歴史の見方から始めない限り、自立心も湧かなければ、誇りも持てません。自立心と誇りは裏表の関係にあります。先人がどう考えたのか、どういう思いを持っていたのかを全て受け止めて「ありがとう」と言えなければ、歴史は回復できません。もちろん、謝ったこともあったでしょう。しかし、全体を感情的に否定することは、日本の再生につながりません。これからの日本の再建には、過去への感謝、国への敬意が欠かせません。

櫻井 それがこの志の民の「志」の意味ですね。この志こそ重要です。

山田さんたちの新党は、首長さんたちが中心です。今の民主党のように、言葉だけでは全くなく、皆さんそれぞれ実績を上げた方々です。
(中略)根底にあるべき要素は「志」だと思うんです。その志の部分を、ここまではっきり打ち出している党は他の新党も含めてありません。

山田 おっしゃるとおりです。我々の新党は、『「日本よい国」構想』を読んで賛同していただいた人だけが集まる政党です。つまり、信念、国家観、歴史観、人間観の部分でお互いが考えを共有している。細かな政策はそこから話し合っていきます。これまでの政党は、細かい政策で合意はしても「信念の合意」はありませんでした。

ですから、ちょっとでも強い風が吹くと瞬く間にバラバラになってしまった。これから日本国が受ける波や風を考えると、政党レベルの合意だけでは日本国の運営はできません。
今回の結党に当たっては、まず第一に国家観、歴史観、人間観の共有を重視しました。

(中略)

櫻井 民主党はマニフェストで公約したにもかかわらず、議員定数削減には全く手を着けていませんね。

山田 自分の身は削らずに、他人のことばかり言っている。こんな政党を信じられますか。

(中略)

日本の悲劇

櫻井 民主党も自民党も、危機感の共有を促すような政党ではありません。

山田 危機には頬被りをして、何でもやってあげましょう。苦しければ助けましょう、ということを微に入り細にわたって、御用聞きのようにやるだけです。

櫻井 自民党はなすべきことをなし得ずに、何十年間も過ごしてきました。その結果、国家の基本というものが虫食い状態となり、あちこちに空洞が生じています。

そこに登場した民主党でしたが、期待の裏切り方は驚くばかりです。なにゆえに、あのような体たらくになってしまったのか。私は彼らの中に国家観や、それこそ志がないことが一番の原因だろうと思います。
人材という意味では、民主党にも本当にすばらしい方たちがいます。にもかかわらず、党としては全く機能していない。これは、単にトップの責任だけではなく、党全体として、国家観を持っていないからではないかと思うのです。

山田 民主党は国家観や信念で集まった政党ではなく、自民党に勝たなければならないという政党上、小選挙区上の理由によって誕生した、いわばアンチ自民党の党です。小選挙区で自民党の候補者に勝つためには、大同小異ならわかるが小異も大同も捨てて集まり、候補者を一本に絞ることが各選挙区の事情でした。
その結果、政権交代をして何をするかではなく、政権交代そのものが民主党の存在理由であったわけです。お互いの信念の違いは棚に上げておいて、まずは選挙の勝つことが先決で固まった政党ですから、志の共有が希薄です。

櫻井 そもそも党の綱領がありません。作れないんです。綱領がない政党など世の中にあり得るんでしょうか。会社に置き換えると、経営の大原則がないということです。今は本当にあり得ない政党が与党になっている。日本の悲劇です。

山田 民主党政治は「自民党政治の終わりの終わり」だと思います。

櫻井 なるほど。両者は対立しているけれども、同じ根っこですね。民主党の顔ぶれを見ると、鳩山さんや小沢さん、岡田さんもみんな旧田中派ですものね。

山田 戦後日本幕藩体制です。今回の政権交代は、老中の交代に過ぎません。よく言って将軍の交代です。徳川家も長く紀州から選ばれ、十五代将軍の慶喜になって水戸になりました。自民党から民主党とは、紀州から仲が悪かった水戸に徳川家の中で変わっただけ。
ところが、現在はそれで乗り切れる時代ではありません。我々も含めてこれから時代を作る新党は、有名人やタレントを集めて自己満足でやるのではなく、国民全体を巻き込んで志ある人たちが進んで参加できる環境を作らなければなりません。

(中略)

人格を高める教育

櫻井 そこで、日本国家としての未来の姿についてですが、とくに教育と安全保障は非常に重要な分野になるかと思います。まず、志を共有できるかは教育にかかっています。ここをどうするのか。

山田 教育はこれからの志ある国家作りのためには、最も重要視しなければなりません。
今は誰もが景気を良くしてほしい、財政を良くしてほしい、と考えています。しかし、経済や景気をよくするためには、景気対策や金融対策だけでは不十分だと思っています。なぜなら、そのことだけだと、多くの国民が損か徳かだけで動くため、目先のことにとらわれて中長期的なビジョンでの自己改善が後回しになり、結果として大きな効果は生まれないからです。まず個別の経済政策を進める前提として「日本としてはこういう国家を目指す、日本人は正しい生き方に戻ろう」という、強い「めざすべき国家像」が必要です。
では、正しい生き方とは何か。そこを教育で伝えていく必要があるのです。

今の教育が江戸期の教育と比べて極端に悪くなったところは、人格を高める教育が消えてしまったことです。人格を高めることは人間の一生の営みではありますが、子どもの時こそ素地を作っていくべきだと思います。そのためには、日本の国と歴史への正しい尊敬が基本です。その上で、礼儀や道徳、倫理観もきちんと教えていく。そして十歳までは読み、書き、そろばんを徹底させ、場合によっては少人数制クラスの導入もする。

杉並では「杉並師範館」を設立し、意欲があり、熱意があり、四六時中子どもたちのことを考えられる先生を養成しています。使命感、熱意、積極性が各学校で高く評価され、これまでに94名の塾生が杉並の区立小学校の教員となっています。このように、立派な先生の養成にも国を挙げて取り組む必要があります。また、画一的な基準を満たした学校のみを学校と認めるのではなく、高校以上は百花繚乱のごとく、自由に学校が設立されるべきだと思います。

「依存心」に蝕まれた日本

櫻井 国家のもう一つの基盤である安全保障の力。これは、今の日本では世界でも稀な崩れ方をしています。世界情勢を見ると、中国が台頭し、アメリカは相対的に力を落としている。21世紀および22世紀の世界の覇権争いは、西太平洋から「インド洋へ移っていく。日本は当事国であるにも関わらず、すべての局面から撤退し、自国の未来戦略を考える能力もないし、発言もない。
日本は、アメリカや中国のみならず、アジアの国々から何の関係もない国になりつつあります。

山田 (中略)自分の国は自分で守るという国家の一番大事な自立の精神を置き去りにして、他国に自国の防衛を依存してきました。この国家としての自立を失った時点から、「依存心」が国の中で少しずつ病魔のように社会を蝕んでいきます。その結果、政治家は国民の顔色を窺い、国民は国家に要求をする「依存型国家」になってしまったのです。
これから防衛・外交については、基本的な日本人の精神として、自分置くには自分で守ることを基本に示していく必要があります。同時に、現実主義に基づいた外交・防衛を展開するべきであって、日本の周囲がいったいどうなっているのか。日本の油や物資がどこから、どれぐらいの距離をどう運ばれ、その周辺にはどのような国家が勃興しているのかを政治家が正面から語り、国民の中に自分の国は自分で守るという、どこの国でも当たり前の風土を形成していく必要があります。

さらに、最終的に今の社会は核の均衡によって成り立っているという現実からも眼をそらしてはなりません。現実的にアメリカの核に依存せざるを得ないということであれば、当然ながら日米同盟を堅持しつつ、日本の自国防衛分担分はしっかり責任を持ち、その上で、対等の同盟関係を築くべきです。集団的自衛権の解釈を変更して対等な同盟関係にしていかなければ、どこの国からも一人前の国家として扱われません。

日本の生命線

櫻井 (中略)日本にとってシーレーンは文字通り生命線なわけです。このシーレーンを平和と繁栄の海にするのが、日本の生き残りの基本条件ですが、民主党政権はそのことを認識せず、一月にはインド洋の(給油活動の)オペレーションから引き揚げ、アフガニスタンへの4千5百億円(50億ドル)の供出を決めました。
鳩山政権が稀に見る愚かな政権だと世界中から言われているのは、国家の基本である安全保障についての理解が全くないからです。
国家の基本とは外交力、つまり政治力と軍事力がバランス良く整備されてはじめて基本ができるのです。
その二つがない国で、まともな国はどこにもありません。日本はこの二つが共に空洞になっています。
自衛隊には、法的かつ物理的な空洞があります。外交力に関しては、機能しているのかと疑うような事例がたくさんある。その意味で、山田さんたちの新党では防衛問題をきちんと認識していくということですね。

山田 そうです。政治力と軍事力のバランスがあって、初めて外交というものが成り立つわけです。

三月末にワシントンへ行き、CSIS(戦略国際問題研究所)や外交問題評議会で講演をし、さらに元国務副長官のアーミテージ氏や元国防総省次官補のローレス氏、ダニエル・イノウエ上院議員などに会いました。そこで強く感じたことは、ワイントンで日本の存在感がほとんどない反面、中国専門家の数が急増していることです。
どこのシンクタンクでも議論したのですが、「中国のこの十数年の軍事費の増大は、日本が日清戦争から日露戦争に至るまでの十年間と比べても、倍以上のスピードで異常な額であり、これを大軍拡と言わずして何というか」ということです。

それに対して信じられないことに、あるアメリカのシンクタンクでは、次のような答えが返ってきたのです。
「中国の経済力が大きくなれば海軍力の増強もやむを得ない、中国は人民解放軍が大きな政治力を持っているので、今の政治状況を見ると、人民解放軍を抑えることはなかなか厳しい。そもそも中国軍の軍備レベルは低いから、それを引き上げていくためにも軍拡は必要なんだ」
私は耳を疑いました。それは中国政府の意見ではないかと問いただしたところ、相手はニヤッと笑って「いやこれは我々の考えでもある」と言っていましたが、もはやアメリカの崩壊です。一つや二つのシンクタンクではなく、シンクタンクを運営する資金もかなりの部分が中国系から流れていると言われており、ワシントンの政治は完全に中国寄りになっています。

(中略)

私が滞在中、岡田外相が訪米したのですが、その晩にアメリカ国防総省の人たちと話をしました。彼らはこう言いました。「Mr.ヤマダ。おまえは友達だから言うけど、岡田がなぜ今日この時点でゲーツ(国防長官)と会ったのか分からない。特別の提案があったわけでもなく、ゲーツも首を傾げているよ。」

さらに、その中の一人が「Mr.ヤマダ。怒るなよ、この数年見ていても、今の日本の政治は幼稚だ。」と言うわけです。その言葉が、帰りの飛行機の中でズシリと心に響き、涙が出るほど悔しかったです。日本は本当は立派な国であったのに…情けなさ過ぎる。その後、怒りが沸々と湧いてきて、そのような思いが今回の新党結成にもつながっています。
これから参議院候補者を発表していきますが、我々の運動のもう一つの特色は、志のある国民(志民)の手による政党だということです。

(中略)

今までは、「私がなりたい、だから応援してくれ」というのが日本の選挙でした。それも大事で、私もそうやって立候補しました。しかし一方で、こういう人にこそ政治家になってほしいという国民からの推薦があってもいいと思っています。たとえ有名でなくても、この人は政治家になってほしいと、そういう人たちを候補者にと思います。メンバーは、志を優先して募っていくというのがこの党の基本です。

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