ドクターヘリ:豊岡病院但馬救命救急センター、来月17日就航 日本海側で初

Kojiyama/ 3月 21, 2010/ トピックス/ 0 comments

ドクターヘリ:豊岡病院但馬救命救急センター、来月17日就航 日本海側で初 /兵庫
3月18日13時20分配信 毎日新聞
◇緊急時には現場で開腹手術も 救命率向上へ導入
◇小林医師「全力尽くす」--20日、フォーラム
ドクターヘリ・学校法人ヒラタ学園提供=導入に向けて豊岡市戸牧の公立豊岡病院但馬救命救急センター長に着任した小林誠人医師(41)が17日記者会見を行い、「日本海側の救急医療体制確立に向け全力を尽くしたい」と抱負を述べた。4月17日午後1時就航予定。【皆木成実】
小林医師は鳥取市出身。鳥取大卒業後、千里救命救急センター(大阪府吹田市)などでドクターカーに乗務。05年の福知山線脱線事故の際は県災害医療センター医師として現場指揮にあたった。今年1月に豊岡病院に着任し、就航に向けて準備を進めていた。
小林医師の働きかけで4月から20~30歳代の若手救急医4人が着任予定で、計9人の救急医がヘリに乗務する。小林医師は「緊急の場合は現場で開腹手術も行う。事故や急病での救命率が大きく向上する」とドクターヘリの効用を強調した。
ドクターヘリは兵庫、京都、鳥取の3府県合同事業で全国22カ所目。日本海側では初。各地の消防本部から要請を受けると、医師と看護師を乗せて同病院から半径50キロ圏内のグラウンドや河原など360カ所の着陸地点に最大15分で急行。現場で救急処置後、同病院などに搬送する。
また同病院は20日午後1時半から豊岡市大磯町のじばさんTAJIMAで「救急フォーラム つなげよう救命(いのち)のリレー」を開催。小林医師らが救急医療の経験などを話す。入場無料。
〔但馬版〕

ドクターヘリ運航開始 豊岡病院拠点に来月17日


神戸新聞(2010/03/18 11:00)

4月17日からの運航開始が決まったドクターヘリ(公立豊岡病院提供)
公立豊岡病院(豊岡市戸牧)は17日、県北部を中心に運用するドクターヘリの運航を4月17日午後1時から始める、と発表した。兵庫、京都、鳥取の3府県が共同運航。原則として同病院から半径50キロ圏内に出動し、救急搬送時間短縮を図る。
兵庫には消防防災ヘリは配備されているが、救急搬送専用のドクターヘリの導入は初。
ヘリは同病院に常駐。119番を受けた各消防本部から出動要請があれば、同病院内の運航管理室が操縦士や医師らに出動を指令する。患者を収容した救急車との合流地点「ランデブーポイント」に向かい、医師らが救命処置をした後、医療機関に搬送する。
原則として、午前8時半から日没30分前まで運航する。
同病院は尼崎JR脱線事故の際、県災害医療センター医師として現場指揮した小林誠人医師(41)を今年1月、担当室長に迎えた。ヘリの運航は学校法人ヒラタ学園(本校・堺市)に委託する。
ヘリ導入に合わせ、救急担当医4人が新たに加わる。小林室長は「日本海側は救急医療の過疎地域。行政の枠にとらわれず、豊岡病院を中心に地域住民に迅速な救急医療を提供したい」と話している。
兵庫県は起伏に富んだ地形が広がる県北部地域での救急搬送時間を短縮するため、近隣の京都、鳥取の2府県と連携しへリ導入の準備を進めていた。
(宮下裕史)

ドクターヘリ:日本海側で初 県出身の救急医、小林医師が搭乗--来月17日 /鳥取
毎日新聞 2010年3月18日 地方版
◇空飛ぶERに、小林・但馬救命救急センター長が登場
ドクターヘリ導入に向けて兵庫県豊岡市の公立豊岡病院但馬救命救急センター長に着任した鳥取市出身の小林誠人医師(41)が17日、記者会見を行い、「日本海側の救急医療体制確立に向け全力を尽くしたい」と抱負を述べた。4月17日午後1時就航予定。
小林医師は鳥取大卒業後、千里救命救急センター(大阪府吹田市)などでドクターカーに乗務。05年の福知山線脱線事故の際は兵庫県災害医療センター医師として現場指揮にあたった。今年1月に豊岡病院に着任し、就航に向けて準備を進めていた。
小林医師の働きかけで4月から20~30代の若手救急医4人が着任予定で、計9人の救急医がヘリに乗務する。小林医師は「緊急の場合は現場で開腹手術も行う。事故や急病での救命率が大きく向上する」とドクターヘリの効用を強調した。
ドクターヘリは鳥取、兵庫、京都の3府県合同事業で全国22カ所目。日本海側では初。各地の消防本部から要請を受けると、医師と看護師を乗せて同病院から半径50キロ圏内のグラウンドや河原など360カ所の着陸地点に最大15分で急行。現場で救急処置後、同病院などに搬送する。【皆木成実】

ドクターヘリ、兵庫・豊岡病院に常駐 4月後半開始
日経 2月17日
兵庫県は京都府、鳥取県と共同運航するドクターヘリ事業の概要をまとめた。公立豊岡病院(兵庫県豊岡市)に救急救命機器を搭載したヘリコプターと医師らを常駐させ、兵庫県但馬地域や京都府丹後地域、鳥取県東部との間を15分前後で結ぶ。患者を受け入れる着陸地点は3府県合計で約300カ所となる予定。運用開始は4月後半からとなる見込みで、年間300回の患者搬送を想定している。
3府県が運航するドクターヘリは、フランスのユーロコプター製「EC135」を使用。操縦士や医師、看護師を含め最大6人が乗り込み、2人の患者を搬送することができる。運航や整備はヒラタ学園(堺市)に委託する。
豊岡病院に救急救命センターがあることから拠点を置く。担当医師は4月から9人体制となる。運航管理や連絡用の施設を敷地内に建設中で、3月に完成する予定だ。
兵庫県の但馬地域の駐車場や学校のグラウンドなど118カ所を着陸地点に指定。ここに救急車を走らせ、ヘリコプターで患者を運ぶ。他の2府県も同程度の地点を設ける見込み。

ドクターヘリの医師採用へ…兵庫・豊岡
4月運航開始 最終的には十数人に
医師と看護師をヘリコプターに乗せて救命救急現場に向かうドクターヘリを来年度に始める兵庫県豊岡市の公立豊岡病院組合は1月1日付で、大阪府内の救急救命センターに勤める40歳代の男性医師を採用する。豊岡病院内にある但馬救命救急センターには現在、4人の医師がおり、4月1日にはさらに4人の医師を採用する予定。最終的には十数人にまで増やし、交代でヘリに搭乗する。
同組合によると、1月に採用する医師は救急の指導医で、ドクターカーに乗るなど経験があるという。運航開始まで中心になって準備を任せる。同組合は「増員できれば、ほかの診療科の応援をもらっていた救急外来を一手に引き受けられる」としている。
同病院駐車場の一角にあるヘリポートには1月から、柵を設けるなどの工事を行う。近くには鉄骨2階建ての建物を建設し、医師や操縦士、整備士らが待機するようにする。
ドクターヘリは兵庫、京都、鳥取の3府県と国が年間約1億7000万円の費用を出し、同組合が民間のヘリ運航会社に委託して飛ばす。豊岡病院を中心に原則半径50キロ圏内で活動。3府県の担当者で飛行範囲や着陸地点などを協議している。
(2009年12月17日 読売新聞)

3府県でドクターヘリを共同運用 関係者集まり勉強会
福知山のニュース両丹日日新聞 2009年12月 7日
来年4月から京都府、兵庫県の北部、鳥取県東部をエリアに、医師が同乗し症状に即応できる「ドクターヘリ」の共同運用が開始される。これを前に5日、福知山市民病院でドクターヘリをメーンテーマにした勉強会があり、救急業務に携わる府北部、兵庫県北部の医師、看護師、消防署員、自衛隊員ら約100人がヘリを使っての救急医療システムについての重要性を学んだ。

京都市以北の医師や救急隊員らでつくる京都北部救急研究会(会長・計良夏哉公立南丹病院救急部長)が主催した。

3府県にまたがるドクターヘリの運用は、公立豊岡病院(豊岡市)を拠点に実施する計画。過疎化で救急病院が少ないなかで、ヘリの運用によって、重篤患者の救命率向上を目指す。

勉強会では3人の医師が講演。府立与謝の海病院の木村晋三循環器科医長が、府北部でのヘリコプター搬送についてのテーマで話し、ドクターヘリの導入によって、北部でも3次医療圏の医療を提供できる-と解説。ヘリ搬送の効果を上げるためには救急体制の連鎖が整っていることが必要と述べた。

続いて京都第一赤十字病院救急部の高階謙一郎部長が、同病院でのヘリの搬送状況を説明したうえで、ドクターヘリの運用については「ヘリのスタッフ、それを支える病院の能力、市民の理解がないと始まらない」と力説した。

最後に千里救命救急センターICU室長兼救急副部長で、来年1月から公立豊岡病院・但馬救命救急センターに赴任する小林誠人さんが特別講演。センターで1992年から導入しているドクターカーについて「車内で早く治療や手術を始めることができ、救命率が上がる」と述べ、ドクターヘリでも「そのようにしたい」と言明。「119番と同じようにどんどん要請してほしい」と呼びかけ、運用に向けては看護師、救急隊員らと考え方、知識を共有するための訓練も必要だと話した。

講演後はディスカッションの時間もあり、医師や救急隊員らとのコミュニケーションの必要性などを話し合った。

この件に関するお問い合わせは、下記までお願いします。
公立豊岡病院組合 統轄管理事務所 総務部 総務課
電話:0796-22-6111 内線:2114
fax:0796-22-0170
email:kikaku@toyookahp-kumiai.or.jp
http://www.toyookahp-kumiai.or.jp/kinkyuu/dokuheri.html
全国の救命救急センター
http://dr-heli.com/site/all_japan.html

設立当初は広域防災、観光 関西広域連合・規約原案
神戸新聞 (2009/12/19 10:48)

近畿の各府県が設立を目指している関西広域連合(仮称)の設立当初の事務内容や組織を定める規約の原案が18日、県議会の「広域連合に関する調査特別委員会」で示された。連合は将来的には関西3空港の一元管理や国出先機関の事務移譲の受け皿になることをうたうが、設立当初は広域防災や観光、ドクターヘリ運航などを担うにとどまる。(森本尚樹)
実施する事務は、広域防災計画の策定や物資の共同備蓄▽観光PRや統計調査▽産業情報の共有や連携▽京都、兵庫、鳥取でのドクターヘリ運航▽広域環境保全計画の策定や温室効果ガス削減-など。
組織は大阪市内の事務局に総務・企画部門を置く。防災、産業、観光・文化振興、環境、職員研修などは参加府県が分担し、府県職員が連合職員を兼務する。兵庫は防災を担う見込み。
兵庫県の試算では、各府県が2010年度、連合に拠出する金額は、兵庫4680万円▽大阪6113万円▽京都3887万円▽滋賀2993万円▽和歌山3017万円▽徳島2616万円▽鳥取127万円。
トップとなる広域連合長は、参加府県知事の互選で決める。広域連合議会は各府県議会からの議員で構成し、人口を目安とした議席配分原案では、大阪5▽兵庫4▽京都3▽滋賀2▽和歌山2▽徳島2▽鳥取2-の計20とされる。
連合の意思決定は各府県知事による広域連合委員会で合議するが、市町村や経済界の代表からなる広域連合協議会の意見も反映する。選挙管理委員会、監査委員も置く。
この日の特別委には関西広域機構分権改革推進本部副本部長を兼ねる井戸敏三知事も出席。参加府県議会での議決見通しについて「聞き及んでいる限りでは、来年2月議会にすんなり提案できる状況ではない」と述べた。

コード・ブルー 2nd season – フジテレビ
http://wwwz.fujitv.co.jp/codeblue/index.html

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