毎日放送健闘

/ 11月 26, 2009/ メディア/ 0 comments

 毎日放送(大阪市)が26日発表した平成21年9月中間連結決算は、最終損益が2億円の黒字(前年同期は3億円の赤字)へ転換した。売上高は11.3%減の304億円。
 厳しい不況でテレビ、ラジオ広告の収入減少は続いているが、番組の制作費や人件費などの経費を圧縮し利益を確保した。
 22年3月期は、売上高605億円、最終利益6億円を見込んでいる。

民放の老舗毎日放送(MBS)が気になっていた。関西は東京のキー局に対し準キー局とされ、全国ネットの自主製作番組も多い。大阪の民放のなかでも1951年に開局し新日本放送として設立された草分けで、ラジオ本放送開始(JOOR)。中部日本放送より半日遅れて本放送開始。民放では日本で2番目。現在も続く民放ラジオ最長寿番組『歌のない歌謡曲』放送開始。1956年(昭和31年)12月1日 – 朝日放送、朝日新聞社、毎日新聞社と合弁で大阪テレビ放送(現在の朝日放送ABCテレビ)を開局。1959年(昭和34年)3月1日 – 地上アナログテレビジョン本放送開始(JOOR-TV)。
1959年(昭和34年)3月6日 – 長寿紀行番組『真珠の小箱』放送開始。
1959年(昭和34年)10月5日 – 長寿番組『皇室アルバム』放送開始。
1963年(昭和38年)10月6日 – 全国ネットのクイズ番組『アップダウンクイズ』放送開始。1985年(昭和60年)の放送終了まで22年間に亘って放送された看板番組であった。
1969年(昭和44年)7月3日 – 桂三枝が司会のバラエティ番組『ヤングおー!おー!』放送開始。吉本興業の若手お笑い芸人の登竜門として、明石家さんま、島田紳助らを輩出した。
1975年(昭和50年)3月31日 – テレビのキー局をNET(テレ朝)からTBSに変更。テレビネットワークの“腸捻転”が解消される。朝日放送に代わって、五社連盟(北海道放送、TBS、中部日本放送、毎日放送、RKB毎日放送)、JNNにそれぞれ加盟。
『まんが日本昔ばなし』は、1980年代のTBS系の土曜夜を高視聴率で支えた。
1983年(昭和58年)4月7日 – 全国ネットのクイズ番組『世界まるごとHOWマッチ』(東京支社制作、東京での収録)放送開始。
JNNの基幹局かつTBSの大株主ということもあり、中部日本放送(CBC)、RKB毎日放送同様にTBS系列でもかなり強い力を持っている。しかし近年はMBSが関西地区で比較的好調なのとは裏腹に、『関口宏の東京フレンドパークII』『ぴったんこカン・カン』などを除くTBSのゴールデンタイムの視聴率が低迷しているためか、年々TBSとの関係が悪化してきている。日曜を除く昼間のTBS制作の情報番組や深夜番組のネットには消極的で、一方のキー局TBSでは関東地方でMBS(大阪)制作の深夜バラエティ番組をネットしない(『よゐこ部』などTBSで放送している番組もある)。また選挙開票特番でも大半を自主制作に差し替えて放送している(但し、選挙開票特番についてはBS-TBSおよび地上波でCBC、山陽放送、山陰放送が受信できる地域ではほとんどの時間帯で視聴可能。さらにMBSラジオでは’90年代後半以降、全国の動きを含めた国政選挙特番はTBSラジオからのネットを行なわず、完全自社制作している)。しかし他の在阪準キー局と在京キー局間の関係(ABCとテレ朝、関テレとフジ)やCBCとTBSの関係を比べると関係はまだ良好な方で、TBS制作の番組やイベントを積極的に宣伝している他、TBS制作の報道番組にMBSの記者がTBSに出向してキャスターに就任したり、TBSが制作に関わる映画の制作委員会に名を連ねている。
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